中小企業診断士の難易度と合格率を他資格と徹底比較

中小企業診断士はどのくらい難しい試験なのでしょうか。結論から言えば、最終合格率は約4%。偏差値換算で60〜64程度、上位12%に入る難関資格です。しかし正しい戦略で臨めば、独学でも十分に合格を狙えます。

合格率の実態

試験は1次試験と2次試験の2段階構成です。

試験 令和7年度 令和6年度 令和5年度
1次試験 23.7% 27.5% 29.6%
2次試験 17.6% 18.7%
最終合格率 約4% 約5%

1次試験の合格率は20〜30%台で安定していますが、2次試験は毎年18%前後と狭き門です。両方を突破する最終合格率は約4%と、かなり厳しい数字になります。

他資格との難易度比較

勉強時間で比べると

資格 必要勉強時間
公認会計士 3,500時間
司法書士 3,000時間
税理士 3,000時間
中小企業診断士 1,000時間
社会保険労務士 1,000時間
行政書士 600〜1,000時間
宅地建物取引士 300〜400時間

合格率で比べると

資格 合格率
宅地建物取引士 15〜17%
行政書士 11〜15%
公認会計士 10%
社会保険労務士 6〜7%
中小企業診断士 約4%
司法書士 3〜5%

勉強時間は弁護士・会計士・税理士より少ないですが、合格率は社労士よりも低い。これが中小企業診断士の特殊な難しさです。「知識の幅が広い」ことに加えて、2次試験の記述式が難易度を押し上げています。

複数回受験が前提

1次試験は受験者の約半数が2回目以降の受験です。2次試験にいたっては、8割以上が2回以上受験しています。1回での合格は難しく、複数年計画で臨む受験者が多いのが実態です。

まとめ

  • 最終合格率は約4%(1次×2次の通過率)
  • 偏差値60〜64、MARCH同等の難易度
  • 勉強時間は1,000時間が目安
  • 多くの受験者が複数年計画で挑む

難しい試験ですが、計画的に取り組めば社会人でも十分合格できます。まずは1次試験の7科目を1科目ずつ攻略していきましょう。