経済学・経済政策令和6年度第12問
令和6年度 第12問 解説
問題文
自然失業率仮説に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記 の解答群から選べ。 a 現実のインフレ率が期待インフレ率を上回るとき、失業率は自然失業率よりも 高くなる。 b 自然失業率仮説によると、長期的に失業率は、自発的失業を含めて、ゼロにな る。 c 長期的には、政府支出の増加はインフレを抑制し、失業率を低下させる。 d 失業率が自然失業率に等しいとき、現実のインフレ率は期待インフレ率と等し くなる。
アa:正 b:正 c:誤 d:正
イa:正 b:誤 c:誤 d:正
ウa:誤 b:正 c:正 d:誤
エa:誤 b:正 c:誤 d:正
オa:誤 b:誤 c:誤 d:正正解
解説
自然失業率仮説(フリードマン):a誤(現実インフレ>期待インフレ→実質賃金低下→雇用増→失業率は自然失業率より低くなる)。b誤(自然失業率は摩擦的・構造的失業を含みゼロにならない)。c誤(長期ではフィリップス曲線が垂直のため財政政策は失業率を恒常的に下げられない)。d正(失業率=自然失業率のとき現実インフレ率=期待インフレ率)。よってオが正解。
この問題を実際に解いてみる
プレミアム会員は年度別・科目別演習が無制限