企業経営理論令和6年度第1問
令和6年度 第1問 解説
問題文
H.ミンツバーグによって提唱された創発的戦略に関する記述として、最も適切 なものはどれか。
ア創発的戦略とは、「意図された戦略」を「計画された戦略」に落とし込むための方 策を表した概念である。
イ創発的戦略とは、新たな事業ドメインをつくり出すための戦略と定義される。
ウ創発的戦略とは、企業が新たな市場・製品分野に進出する際、シナジー効果の 創出を意図する戦略である。
エ創発的戦略とは、組織形態が戦略の選択肢を狭めるという、戦略策定過程の性 質を表した概念である。
オ創発的戦略とは、もともとの経営計画には組み込まれておらず偶発的に起こっ た事象に対応することで、事後的に生み出される戦略のことである。正解
解説
ミンツバーグの創発的戦略(emergent strategy)は、当初の計画外で偶発的に起こった事象への対応から事後的に形成される戦略。意図された戦略が実現化される「計画的戦略」とは異なり、現場の行動や環境変化への適応から生じる。オが正解。ア・イ・ウ・エはいずれもミンツバーグの創発的戦略の定義ではない。
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