令和6年度 第24問 設問2 解説
問題文
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 「中小企業省力化投資補助事業」は、中小企業などの売上拡大や生産性向上を後押 しするために、IoT、ロボットなどの人手不足解消に効果がある A を B ようにすることで、人手不足に悩む中小企業などの省力化投資を支援す るものである。この事業については、令和6年3月29 日付けで公募要領が公表さ れている。 この事業の対象となる者は、 C を年平均成長率3%以上向上させる事 業計画を策定し実施する中小企業などである。また、賃上げによる補助上限額引き 上げを適用する場合、給与支給総額6%以上かつ D 以上の賃上げに取り 組む中小企業などが支援対象となる。 文中の空欄CとDに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
解説
正解はエです。中小企業省力化投資補助事業は、労働生産性を年平均成長率3%以上向上させる事業計画を策定・実施する中小企業などを支援対象としています。これは省力化投資による人手不足解消と生産性向上を目的とした制度であるため、成果指標として労働生産性が用いられている点がポイントです。また、賃上げによる補助上限額引き上げの適用要件は、給与支給総額6%以上の増加に加え、事業場内最低賃金を45円以上引き上げることとされています。この45円という数値は、他の補助金制度(ものづくり補助金や事業再構築補助金など)における賃上げ要件と共通しており、近年の政策的な賃上げ促進の流れを反映した金額です。したがって、CとDの組み合わせとして「労働生産性」「45円」を選ぶエが正解となります。誤答のうち、Cを「付加価値額」とするア・イは指標を誤っており、Dを「30円」とするア・ウは金額を誤っています。覚え方としては、近年の補助金制度における賃上げ要件は「45円以上」がほぼ標準化されていると押さえておくと、他の補助金の問題にも応用できます。
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