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運営管理令和7年度第12問 設問2

令和7年度 第12問 設問2 解説

問題文

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。なお、解答に際しては次ページの空表 を適宜利用せよ。 フリーロケーション管理が行われている倉庫で、保管時間が表1のように予定さ れている商品(例えば、商品1は8時00 分から11 時00 分までの間、倉庫に保管さ れる)の保管棚を、以下の条件のもとで決定することを考える。 表1 商品の保管スケジュール <条件> 1 商品の入出庫は同一の通用口(以下、「入出庫口」という)を利用する。 2 倉庫には商品の保管棚が4カ所あり、入出庫口と各保管棚との距離は表2の とおりである。 表2 入出庫口と保管棚との距離 入出庫口からの距離 棚1 1 棚2 2 棚3 3 棚4 4 3 1つの棚には同時に2つ以上の商品を保管することはできない。 4 商品の保管棚を決定する際には、指定するルールに従った上で、入出庫口に できるだけ近い利用可能な保管棚を利用する。 商品の保管棚を決定するルールを、設問1でのルールから「保管時間の短い商 品から順に保管棚を決定する」に変更したときの、商品の総移動距離と利用する 保管棚の数の変化の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

問題の図(1)問題の図(2)問題の図(3)

図は問題冊子から転載しています。画像を押すと拡大して見られます。

ア商品の総移動距離:減る 利用する棚の数:減る
イ商品の総移動距離:減る 利用する棚の数:変化なし
ウ商品の総移動距離:変化なし 利用する棚の数:減る
エ商品の総移動距離:増える 利用する棚の数:変化なし
オ商品の総移動距離:増える 利用する棚の数:増える正解

解説

正解はオである。フリーロケーションにおいて入出庫口に近い棚から利用可能な棚を割り当てる方式では、本来「入庫時刻順」に処理することで、その時点で空いている最も近い棚を常に選択でき、棚の利用効率と移動距離が最小化される。しかし、ルールを「保管時間の短い商品から順に」変更すると、実際の入出庫のタイミング(時間軸上の重なり)とは無関係に棚を先に確保してしまう商品が生じる。その結果、後から処理される商品が本来使えたはずの近い棚を時間的に確保できず、より遠い棚を新たに使わざるを得なくなる。これにより総移動距離が増加し、同時に使用する棚数も増える。 ア・ウは移動距離や棚数が「減る」としているが、時間順という最適な処理順から外れる以上、改善は起こり得ない。イ・エは一方または両方が「変化なし」としているが、割当パターンが崩れることで両方とも増加するため誤りである。 判断の手順としては、フリーロケーションでは「入庫時刻順」に処理することが棚の利用効率を最大化する基本原則であり、これ以外の順序(保管時間順など)に変更すると、時間的な重なりの管理が崩れて近い棚が使えなくなり、移動距離・棚数ともに増加しやすいと

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