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中小企業経営・政策令和7年度第16問 設問2

令和7年度 第16問 設問2 解説

問題文

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 (株)帝国データバンク「企業概要ファイル」を基に、2023 年における休廃業・解 散企業数を企業規模別に見ると、 A が大半を占めている。 また、2016 年から2023 年の期間について、休廃業・解散企業の赤字・黒字割合 を企業規模別に見ると、中規模企業は、いずれの年も過半数が B であった ことが分かる。 次に、2016 年から2023 年の期間について、休廃業・解散企業の経営者平均年齢 の推移を企業規模別に見る。中規模企業では、経営者平均年齢が C してい る。小規模事業者では、経営者平均年齢が D している。小規模事業者の経 営者平均年齢は、中規模企業よりも E 水準で推移している。 なお、「休廃業・解散企業」とは、倒産(法的整理)を除き、特段の手続を取らずに 企業活動が停止した状態の確認(休廃業)、もしくは商業登記などで解散(ただし「み なし解散」を除く)を確認した企業の総称である。 また、企業規模については、「大企業」、「中規模企業」、「小規模事業者」で見る。 「小規模事業者」とは、中小企業基本法に定める「小規模企業者」のことを指し、「中 規模企業」とは、中小企業基本法に定める「中小企業者」のうち、「小規模企業者」を 除いた者をいう。「大企業」とは、「中規模企業」と「小規模事業者」以外の企業をい う。 以上については、(株)帝国データバンクが調査・保有する企業データベースを基 に集計している。企業規模及び経営者年齢は、休廃業・解散する直前の企業概要 ファイルの情報に基づき分類している。 文中の空欄C~Eに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

アC:上昇 D:上昇 E:高い正解
イC:上昇 D:上昇 E:低い
ウC:上昇 D:低下 E:高い
エC:低下 D:上昇 E:高い
オC:低下 D:低下 E:低い

解説

正解はアである。中小企業白書のデータによれば、休廃業・解散企業の経営者平均年齢は、中規模企業・小規模事業者ともに2016年から2023年にかけて一貫して上昇傾向にある。これは経営者の高齢化が進む中で、後継者不在などを背景に高齢のまま事業を畳むケースが増えていることを反映している。さらに、小規模事業者は中規模企業よりも経営者平均年齢が高い水準で推移しており、より小規模な事業者ほど経営者の高齢化・引退のタイミングでの休廃業が目立つ傾向がある。 誤りの選択肢について、イはEを「低い」としている点が誤りで、実際は小規模事業者の方が高い水準にある。ウはDを「低下」としているが、小規模事業者も上昇傾向にあるため誤り。エはCを「低下」としているが、中規模企業も上昇傾向にあるため誤り。オはC・Dともに「低下」、Eを「低い」としており、いずれも実際の傾向と逆である。 覚え方としては、休廃業・解散は経営者の引退・高齢化と密接に関係するため「経営者年齢は上昇傾向」が基本線であり、さらに「小規模の方が中規模より高齢」という規模と年齢の関係をセットで押さえておくと、今後同様の設問でも迷わず判断できる。

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