中小企業経営・政策令和7年度第4問 設問1
令和7年度 第4問 設問1 解説
問題文
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 中小企業庁「令和5年中小企業実態基本調査(令和4年度決算実績)」に基づき、 中小企業(法人企業)の売上高経常利益率と自己資本比率を見ると、全業種平均の 売上高経常利益率は、6%を A 。全業種平均の自己資本比率は、25 %を B 。 また、中小企業(法人企業)の売上高経常利益率と自己資本比率は、業種によって 違いがあることが分かる。 文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
アA:上回る B:上回る
イA:上回る B:下回る
ウA:下回る B:上回る正解
エA:下回る B:下回る
解説
中小企業庁「令和5年中小企業実態基本調査」によれば、令和4年度決算における中小企業(法人企業)の全業種平均の売上高経常利益率はおよそ4%台であり、6%には届いていない。したがって空欄Aには「下回る」が入る。一方、全業種平均の自己資本比率はおよそ40%台に達しており、25%を大きく上回っている。したがって空欄Bには「上回る」が入る。この組み合わせに合致するのは選択肢ウであり、これが正解となる。 他の選択肢について見ると、アとイはAを「上回る」としている点で誤りであり、実際の売上高経常利益率の水準(6%未満)と整合しない。エはBを「下回る」としている点で誤りであり、自己資本比率が近年上昇傾向にあり25%を上回る水準にあるという実態と矛盾する。 この論点では、売上高経常利益率は一桁台前半(5%前後)、自己資本比率は近年上昇し40%前後という大まかな水準感を押さえておくと判断しやすい。特に自己資本比率は年々改善傾向にあることを覚えておくと、こうした比較問題で迷いにくくなる。
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