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ソフトウェアの体系とOS

ソフトウェア

ソフトウェアは大きく「OS」「ミドルウェア」「アプリ」の3層構造!

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ソフトウェアの体系とOS

簡単にいうと

ソフトウェアは大きく「OS」「ミドルウェア」「アプリ」の3層構造!

① ソフトウェアの分類体系

ソフトウェアは大きくシステムソフトウェア応用ソフトウェアの2つに分かれます。システムソフトウェアはさらにOSとミドルウェアに細分化され、応用ソフトウェアは共通応用と個別応用に分かれます。

大分類中分類内容具体例
システムソフトウェアOS(基本ソフトウェア)ハードウェアを管理し、アプリに共通機能を提供Windows、Linux、macOS
ミドルウェアOSとアプリの中間で専門的な機能を提供DBMS、Webサーバ
応用ソフトウェア共通応用ソフト多くの業務で共通に使われるソフト表計算、ワープロ、プレゼンテーション
個別応用ソフト特定業務のために開発されたソフト会計ソフト、在庫管理システム

この階層構造では、下位のソフトウェアが上位のソフトウェアに機能を提供するという関係になっています。つまり、ハードウェアの上にOSが乗り、OSの上にミドルウェアが乗り、その上にアプリケーションが動くという3層のサンドイッチ構造です。

② OSの役割と種類

OS(Operating System)は「基本ソフトウェア」とも呼ばれ、ハードウェア資源(CPU・メモリ・ストレージなど)を管理し、アプリケーションが動作するための土台を提供します。ユーザーが直接ハードウェアを操作しなくても済むように、さまざまな管理機能を担う「裏方の司令塔」です。

主要なOSを比較してみましょう。

OS開発元マルチタスクマルチユーザオープンソース特徴
WindowsMicrosoft×デスクトップPC市場で最大シェア。GUI中心の操作
UNIXAT&Tベル研究所(起源)△(商用版あり)サーバ用途に強い。C言語で記述されている
LinuxコミュニティUNIXを参考に開発された無料OS。サーバ・組込みで普及
macOSApple△(Darwinカーネルは公開)UNIXベース。Apple製品専用。クリエイター向け
iOSApple××iPhone・iPad用モバイルOS。App Storeで配布
AndroidGoogle×LinuxカーネルベースのモバイルOS。世界最大のモバイルシェア

マルチタスクとは複数のプログラムを同時並行的に実行できる機能、マルチユーザとは1台のコンピュータを複数人が同時に利用できる機能です。デスクトップ・サーバ向けOSは両方に対応していますが、モバイルOSは原則として1人のユーザーが使う前提のためマルチユーザには対応していません。

③ ミドルウェアの位置づけ

ミドルウェアは、OSとアプリケーションの間に位置する中間的なソフトウェアです。OS単体では提供しきれない高度な共通機能を担い、アプリケーション開発者の負担を軽減します。

代表的なミドルウェアには以下のようなものがあります。

種類具体例役割
DBMSOracle Database、MySQL、PostgreSQLデータベースの構築・管理・検索機能を提供
WebサーバApache HTTP Server、NginxHTTP通信を処理し、Webページを配信する
アプリケーションサーバTomcat、WebSphere業務ロジックの実行環境を提供する
トランザクションモニタTuxedo大量の同時取引処理を管理・制御する

ミドルウェアを使うことで、開発者はデータベース管理やWeb通信の詳細な仕組みを自力で作る必要がなくなり、業務ロジックの開発に集中できるようになります。

④ ユーティリティ(サービスプログラム)

ユーティリティは、コンピュータを利用する上での共通機能を提供するプログラム群です。

名称内容
ウイルス対策ソフトコンピュータウイルスの侵入防止・削除
ファイル圧縮ソフトファイルを小さく圧縮して保存
バックアップソフトデータの控えを自動作成
データ消去ソフト記憶装置のデータを回復不能に完全消去

具体例

ソフトウェアの3層構造を、レストランに例えて考えてみましょう。

OSはレストランの建物やインフラ(電気・ガス・水道)に相当します。料理を作るための「場所」と「設備」を提供しますが、OS自体が料理を作るわけではありません。

ミドルウェアは業務用の調理器具やPOSレジに相当します。オーブンやフードプロセッサなど、複雑な工程を簡単にしてくれる道具です。DBMSは大量の食材(データ)を整理して保管する巨大冷蔵庫、Webサーバは注文を受け付ける受付窓口のようなものです。

アプリケーションはシェフが作る料理そのものです。シェフ(開発者)は建物の配管やオーブンの内部構造を知らなくても、調理器具を使って美味しい料理(業務機能)を生み出せます。

このように、下位の層が上位の層を支えることで、それぞれの層が自分の役割に集中できる仕組みになっています。

ハードウェア→OS→ミドルウェア→応用ソフトの4層構造を示す体系図

ソフトウェアの体系図

試験のポイント

  • 要は「OS=基本ソフト(ハードウェア管理)、ミドルウェア=中間(DBMS等)、アプリ=業務用」
  • OSの比較表ではLinux=オープンソース・UNIXベース、Android=Linuxカーネルベースが頻出
  • ミドルウェアの具体例としてDBMS・Webサーバを覚える

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