経営法務令和6年度第18問
令和6年度 第18問 解説
問題文
商標法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア商標権者は、その商標権について専用使用権を設定することができ、その効力 の発生に登録は不要である。
イ商標権について通常使用権が許諾された後、その商標権が第三者に譲渡された 場合において、通常使用権者が商標権の譲受人に対して通常使用権を対抗するた めには、通常使用権の登録が必要である。正解
ウ商標権の通常使用権の移転については、登録が効力発生要件とされている。
エ当事者間の契約により商標権を譲渡する場合、商標権の移転の効力は当事者の 合意によって生じるが、その移転の効力を第三者に対抗するためには、登録が必 要である。
解説
商標権について通常使用権が許諾された後に商標権が第三者に譲渡された場合、通常使用権者が譲受人に通常使用権を対抗するためには登録が必要(会社法31条4項、商標法31条4項)。ア誤:専用使用権の設定の効力発生には登録が必要(商標法30条4項)。ウ誤:通常使用権の移転の登録は対抗要件であり効力発生要件ではない。エ誤:商標権の移転は登録が効力発生要件(当事者間の合意だけでは移転効力不発生)(商標法35条・特許法98条)。よってイが正解。
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