経営法務令和7年度第20問
令和7年度 第20問 解説
問題文
民法が定める請負に関する記述として、最も適切なものはどれか。なお、特約は ないものとする。
ア請負人が仕事を完成しない間は、注文者は、いつでも損害を賠償して契約を解 除することができる。正解
イ請負人が品質に関して契約の内容に適合しない仕事の目的物を注文者に引き渡 した場合において、注文者が目的物の引渡しから1年以内にその旨を請負人に通 知しないときは、注文者は、その不適合を理由として損害賠償の請求をすること ができない。
ウ注文者が破産手続開始の決定を受けた場合、請負人は、仕事の完成後であって も、契約を解除することができる。
エ物の引渡しを要する請負契約において、仕事の完成と報酬の支払は同時履行の 関係に立つ。
解説
請負では、請負人が仕事を完成しない間は注文者はいつでも損害賠償して解除できる(民法641条)。目的物の不適合の通知は、引渡しからではなく注文者が不適合を知った時から1年以内にしなければならない(民法637条1項。消滅時効は別途)。注文者破産時の解除は完成前に限られる。報酬と引渡しが同時履行。
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