令和6年度 第22問 解説
問題文
以下に示す表1 は、2000 年以降における中小企業の経営者年齢の相対度数分布 である。また、表2 は、表1 を基にして作成された累積相対度数分布である。経営 者年齢分布の最頻値(モード)や中央値(メディアン、中位数)に関する記述として、 最も適切なものを下記の解答群から選べ。 表1 相対度数分布 年 年齢 2000 年 2005 年 2010 年 2015 年 2020 年 15 ~19 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 20 ~24 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 25 ~29 0.4% 0.3% 0.2% 0.2% 0.1% 30 ~34 1.4% 1.4% 1.2% 1.0% 0.5% 35 ~39 3.6% 3.4% 4.0% 3.3% 2.0% 40 ~44 6.6% 6.3% 6.8% 7.7% 5.2% 45 ~49 11.5% 9.1% 9.4% 10.1% 10.0% 50 ~54 20.3% 13.6% 11.3% 11.8% 11.9% 55 ~59 19.1% 22.2% 15.2% 13.1% 13.8% 60 ~64 15.8% 18.1% 21.8% 15.6% 15.0% 65 ~69 11.1% 12.4% 14.3% 18.1% 14.7% 70 ~74 6.0% 7.6% 8.6% 10.2% 14.6% 75 ~79 2.6% 3.6% 4.6% 5.4% 7.1% 80 ~ 1.4% 1.9% 2.6% 3.5% 5.1% 出典:中小企業庁 2022 年版「中小企業白書」全文 本文掲 載図表(Excel 版) (注)「2020 年」については、2020 年9 月時点のデータを集計 している。
解説
正解がイである理由は、各年の中央値(累積相対度数が50%を超える階級)を確認すると判明します。2000年と2005年はともに「55~64」の階級で50%を超え、中央値は55~59歳の階級に含まれます。一方、2010年以降はいずれも累積50%を超えるのが60~64歳の階級であり、2000年・2005年より中央値が高い年齢層に移っています。したがって、2000年と2005年の中央値は2010年以降のどの年の中央値よりも小さいといえ、イは正しい記述です。 他の選択肢を見ると、アは最頻値(相対度数が最大の階級)が2000年50~54歳、2005年55~59歳、2010年60~64歳、2015年65~69歳と上昇した後、2020年には60~64歳に戻っており単調増加ではないため誤りです。ウは2000年の最頻値(50~54歳)が中央値(55~59歳)より小さいため誤り、エは2015年の最頻値(65~69歳)が中央値(60~64歳)より大きいため誤りです。オは最頻値が最大なのは2015年(65~69歳、18.1%)であり、2020年ではないため誤りです。 この種の問題では、最頻値は相対度数表で数値が最大の階級を探し、中央値は累積相対度数表で50%を初めて超える階級を探す、という手順を機械的に踏むことがポイントです。
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