株式会社
下の動画はこの節の解説ではありません。 解説動画の雰囲気を知っていただくための見本として、「知的財産権の基礎知識」の動画を再生します。
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プレミアムで見る株式会社は、診断士試験でいちばん重く扱われる会社の形です。その仕組みは3本の柱でできています。出資者が全員かぎられた責任しか負わないこと、会社が自分では動けないので機関を置くこと、そして出資を細かく割って市場から資金を集められること。この3つを先につかんでおくと、あとに続く機関設計や株式の話がすっと入ってきます。
簡単にいうと
ざっくりいうと、株主は払った分だけ失えばよく、それ以上は追いかけられません。だから大勢からお金を集められます。
株式会社の出資者は、全員が間接有限責任です。ここが持分会社との決定的な違いで、この一点があるからこそ大勢の出資者から資本を集められます。
言葉を2つに割って見ます。
有限責任の面では、株主が背負うのは株式の払込価額だけです。会社が債権者に借りを残していても、株主がそれ以上を持ち出すことはありません。
間接責任の面では、債権者が株主の財産に強制執行をかけることはできません。債権者が向き合う相手は会社だけです。
失う上限がはっきりしていて、しかも取り立てが自分のところに来ない。この2つがそろっているから、顔も知らない会社にお金を出せるわけです。
具体例
上場企業の株を10万円分買った人は、その会社が倒れても10万円を失うだけです。会社の借金を肩代わりする必要はありません。この見通しの立ちやすさがあるからこそ、まったく面識のない会社に資金を出す人が現れます。

株式会社の制度的特徴
試験のポイント
簡単にいうと
ざっくりいうと、会社は法律上の「人」ですが、体がないので自分では何もできません。だから代わりに動く機関が要ります。
会社は法人なので、権利や義務の持ち主になれる立場をもっています。ところが自然人と違って、会社は頭の中だけにある存在です。自分で考えることも、自分の手で契約を結ぶこともできません。そこで、会社に代わって動くための機関が必要になります。
株式会社は、株主総会、取締役、取締役会、監査役といった機関によって動きます。どれを置くかの組合せが「機関設計」と呼ばれるもので、会社の規模や株式の性格に応じて選べる型が決まっています。
具体例
契約書に「株式会社○○ 代表取締役 △△」と署名するのは、会社そのものに手がないからです。代表取締役という機関が、会社の意思を外に向けて示す役目を引き受けています。会社名だけが書かれた契約書がないのは、そのためです。

会社は自分では動けない
試験のポイント
簡単にいうと
ざっくりいうと、会社の持ち主の地位を小さく割ったものが株式です。小口に割ったからこそ、市場で売り買いできて資金が集まります。
株式会社の資本は、譲り渡せる株式という小口の単位に割られます。かつては有価証券である株券を発行することが前提でしたが、会社法では株券を出すかどうかは任意になりました。
株式とは、株主、つまり株式会社の社員(出資者であり所有者)の地位そのものを指します。会社法でいう社員は従業員のことではありません。日常の言葉づかいとずれるので、ここは意識して切り替えてください。
そして株式会社とは、出資を株式という形に細かく割ることで、株式市場を通じて多額の資本を集められるようにした会社のことです。
具体例
1億円を1人から出してもらうのは大変ですが、1株1,000円の株式を10万株に割れば、少額ずつ大勢から集められます。しかも買った人はいつでも他人に売って現金に戻せるので、出すほうの心理的な壁がぐっと下がります。細かく割ることと、売って抜けられること。この2つが効いています。

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株主と株式
試験のポイント
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