会社に関する基礎知識
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プレミアムで見る会社が倒れたとき、出資した人はどこまで払わされるのか。会社の形を分けるいちばん大きな軸がこれです。「どこまで(無限か有限か)」と「誰に対して(直接か間接か)」という2つの物差しを掛け合わせると、会社法が用意した責任の型が見えてきます。
簡単にいうと
ざっくりいうと、出した金額までで済むのが有限責任、足りなければ個人の財産からも、となるのが無限責任です。
会社の出資者が負う責任には、無限責任と有限責任という軸と、直接責任と間接責任という軸があります。まず前者から見ます。
無限責任
会社が倒れたときなどに、会社の債権者に対して、自分の個人財産まで含めて負債の総額について責任を負うことです。
有限責任
会社の債権者に対して、出資した額を限度とする責任を負うことです。
3人で会社を立て、Aが1,000万円、Bが2,000万円、Cが3,000万円を出し(合計6,000万円)、その会社が1億円の負債を抱えて倒れた場面で比べると、違いがはっきりします。
具体例
有限責任であれば、出した3,000万円は戻ってきませんが、それ以上を請求されることはありません。無限責任なら、自宅を売ってでも1億円を返さなければならない可能性が残ります。どちらのほうが出資を集めやすいかは、考えるまでもありません。

無限責任と有限責任
試験のポイント
簡単にいうと
ざっくりいうと、債権者から直に取り立てられるのが直接責任、会社を通してしか関わらないのが間接責任です。
直接責任
会社の債務について、出資者が会社の債権者に対して直に弁済する義務を負うことです。
間接責任
会社の債務について、出資者が債権者に直に払うのではなく、会社に出資するという形で負担することです。会社を挟んで、間接的に責任を負っているわけです。
組み合わせると3つになる
無限か有限か、直接か間接かを掛け合わせると、出資者の責任の型は次の3つになります。
1. 直接無限責任
2. 直接有限責任
3. 間接有限責任
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間接無限責任という会社はありません。会社を通してしか関わらないのに、限りなく責任を負うという組み合わせには意味がないからです。ここは選択肢を消すのに使えます。
そして株式会社の出資者、つまり株主の責任は間接有限責任です。株主は株式の払込価額を出資すればそれ以上の義務を負わず、債権者から直に取り立てられることもありません。背負うものが小さいからこそ、多くの人から資本を集められます。
具体例
株主のもとへ会社の借金の取り立てが来ることはありません。債権者は会社に請求するだけで、株主の財産に強制執行をかけることもできません。株主が失うのは、払い込んだ株式の代金だけです。

有限責任と間接責任
試験のポイント
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