消費関数|経済学・経済政策【中小企業診断士テキスト】 | 中小企業診断士になる子ちゃん生産物市場(財市場)の分析
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プレミアムで見る日本のGDPのうち、もっとも大きな割合を占めているのは消費です。おおよそ半分以上を占めます。つまり、国民所得の水準を考えるうえで、消費がどう決まるのかを押さえることは避けて通れません。
この節で学ぶのはケインズ型消費関数です。「今期の消費は、今期の所得の水準で決まる」という、拍子抜けするほど素直な考え方です。式にするとたった1行ですが、ここから限界消費性向という数字が登場し、それが次節以降の均衡国民所得や乗数の計算のすべてを支配します。
租税を考えない場合、定額税がある場合、定率税がある場合の3通りを順に見ていきます。計算問題として直接問われる(令和3年第4問、令和4年第4問、令和6年第5問など)だけでなく、第3節以降の土台にもなるので、式の形を手が覚えるまで書いてみてください。

1
ケインズ型消費関数(租税を考えない場合)

簡単にいうと
所得が増えたら消費も増える。でも増えた分が全部消費に回るわけじゃない。その「回る割合」が限界消費性向だよ!
消費の水準がどう決まるかについてはいくつもの説がありますが、
ここではケインズ型消費関数(絶対所得仮説)を使います。
ケインズ型消費関数の考え方は、今期の消費は、今期の(絶対的な)所得の水準に依存するというものです。
去年いくら稼いだかでも、来年いくら稼ぐ見込みかでもなく、今の所得で今の消費が決まる、と考えます。
① 基本の式
C=cY+C0
具体例
限界消費性向と平均消費性向の違いを、数字で確かめましょう。
設定
C=0.8Y+40(単位は兆円)
つまり、限界消費性向 c=0.8 、独立消費 C0=40

ケインズ型消費関数と貯蓄関数

試験のポイント
- ・要は「C=cY+C0
- ・c が限界消費性向で消費曲線の傾き、C0

2
貯蓄関数と限界貯蓄性向

簡単にいうと
所得のうち消費しなかった残りが貯蓄。だから消費関数が決まれば、貯蓄関数も自動的に決まっちゃうの!
貯蓄は、所得のうち消費されなかった部分です。
S=Y−C
消費関数 C=cY+C0

3
政府部門を考える場合(定額税)

簡単にいうと
税金を払ったら、使えるお金はその分減るよね。消費のもとになるのは所得じゃなくて、税引き後の「可処分所得」になるの!
政府部門を考える場合には、所得税などの租税が登場します。
消費や貯蓄に使うことができる所得が、租税の分だけ減ると考えます。
① 可処分所得
国民所得から租税を差し引いたものを可処分所得といいます。
可処分所得=Y−T

4
政府部門を考える場合(定率税)

簡単にいうと
所得に比例してかかる税があると、所得が増えても手取りの増え方が鈍るの。だから消費曲線の傾きそのものが緩やかになるよ!
定額税は、所得に関係なく一定額がかかる税でした。
これに加えて、所得に応じて変わる税(定率税)がある場合を考えます。
① 定率税を含む租税
T=tY+T0


まとめ
租税を考えない
C=cY+C0 独学で診断士合格を目指すなら
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記号
| C | 消費 | 今期の消費 |
| Y | 国民所得 | 今期の国民所得 |
| c | 限界消費性向 | 所得が1単位増えたときの消費の増加分 |
| C0 | 独立消費(基礎消費) | 所得と関係なく行われる一定の消費 |
「政府部門を考慮しない」とは、租税を考えない(税金の支払いがなく、所得のすべてを処分できる)
ということです。
② 独立消費 C0
C0 は定数で、所得の大きさに関係なく行われる消費です。
生きていくために最低限必要な消費だと考えてください。
所得がゼロでも C0 だけは消費されます。
所得がゼロなのに消費するということは、
貯蓄を取り崩すか、借入れをしているということになります。
③ 限界消費性向 c
cY の部分が、所得に応じて増える消費です。
c は所得が1単位増えたときに消費が何単位増えるかを表します。
所得が増えれば消費も増えますが、増えた分の一部は将来のために貯蓄に回されます。
したがって、
0<c<1
たとえば c=0.8 なら、所得が100万円増えたとき、80万円を消費に回し、
残りの20万円を貯蓄に回す、ということです。
得た所得の使い道は、消費か貯蓄かの2択です。
(租税を考える場合は、所得から税金を引いた金額を消費か貯蓄に回します。)
④ 平均消費性向
国民所得 Y に占める消費の割合(独立消費 C0 を含む)を平均消費性向といいます。
平均消費性向=YC=YcY+C0=c+YC0
グラフでいうと、原点と消費曲線上の点を結んだ直線の傾きです。
ここで大事な性質が出てきます。
YC0 の部分は、Y が大きくなるほど小さくなります。したがって、
国民所得 Y が増えるにつれて、平均消費性向は低下する
豊かになるほど、所得のうち消費に回す割合は下がっていく、ということです。
⑤ グラフの形
消費曲線 C=cY+C0 は、
- 切片 が独立消費 C0(C0>0 なので、縦軸の正の位置から始まる)
- 傾き が限界消費性向 c(
になります。限界消費性向は消費曲線そのものの傾き、
平均消費性向は原点と結んだ直線の傾き。ここを取り違えないようにしてください。
です。
| 国民所得 Y | 消費 C=0.8Y+40 | 貯蓄 S=Y−C | 平均消費性向 C/Y |
|---|
| 0 | 40 | −40 | ― |
| 100 | 120 | −20 | 1.20 |
| 200 | 200 | 0 | 1.00 |
| 400 | 360 | 40 | 0.90 |
| 800 | 680 | 120 | 0.85 |
| 1,600 | |
読み取れること
(1) 所得がゼロでも40だけ消費する
貯蓄を取り崩すか借入れをしているので、貯蓄は −40 になります。
(2) 所得が200のとき、消費がちょうど所得と等しくなる
貯蓄がゼロになる点です。これより所得が低いと貯蓄はマイナス、高いとプラスになります。
(3) 平均消費性向は所得が増えるほど下がる
1.20 → 1.00 → 0.90 → 0.85 → 0.825 と、c=0.8 に近づきながら下がっていきます。
C0/Y の部分がどんどん小さくなるからです。
(4) 限界消費性向は変わらない
所得が100から200に増えたとき、消費は120から200へ80増えました。80÷100=0.8 。
所得が800から1,600に増えたとき、消費は680から1,320へ640増えました。640÷800=0.8 。
どこで測っても0.8です。直線の傾きですから当然ですが、
平均消費性向は変わるのに限界消費性向は変わらないという対比は試験で問われます。
(5) 平均消費性向は1を超えることがある
所得が100のとき、平均消費性向は1.20です。所得以上に消費しているということで、
これは貯蓄の取り崩しや借入れで成り立っています。
限界消費性向は必ず0と1の間ですが、平均消費性向にそのような制約はありません。
が独立消費で切片」
・限界消費性向は 0<c<1 で一定、平均消費性向は C/Y で原点と結んだ直線の傾き、所得が増えるほど低下する ・この2つの混同が最大の失点源 を代入して整理します。
S=Y−(cY+C0)
S=Y−cY−C0
S=(1−c)Y−C0
(1−c) を限界貯蓄性向といいます。
限界消費性向が c なら、残りの (1−c) が貯蓄に回るわけですから、
限界消費性向+限界貯蓄性向=c+(1−c)=1
c=0.8 なら限界貯蓄性向は 1−0.8=0.2 です。
S=(1−c)Y−C0 は、
- 切片 が −C0(縦軸の負の位置から始まる)
- 傾き が (1−c)(限界貯蓄性向)
所得がゼロのとき貯蓄は −C0 となり、マイナスになります。
必要最低限の独立消費のために、C0 の分だけ借入れをしている、という意味です。
国民所得 Y に占める貯蓄の割合を平均貯蓄性向といいます。
平均貯蓄性向=YS=Y(1−c)Y−C0=(1−c)−YC0
グラフでは、原点と貯蓄曲線上の点を結んだ直線の傾きです。
消費のときと同じ理屈で、Y が増えるにつれて YC0 が小さくなるので、
| 用語 | 式 | グラフ上の意味 | 所得が増えると |
|---|
| 限界消費性向 | c | 消費曲線の傾き | 変わらない |
| 平均消費性向 | C/Y | 原点と消費曲線上の点を結んだ傾き | 低下する |
| 限界貯蓄性向 | 1−c | 貯蓄曲線の傾き | 変わらない |
| 平均貯蓄性向 | S/Y | 原点と貯蓄曲線上の点を結んだ傾き | 上昇する |
そして、
平均消費性向+平均貯蓄性向=YC+YS=YC+S=YY=1
限界のほうも平均のほうも、消費と貯蓄を足せば1になります。
所得の使い道は消費か貯蓄かの2択だからです。
具体例
前のテーマと同じ C=0.8Y+40 を使って、貯蓄の側を見てみましょう。
貯蓄関数を求める
S=Y−C=Y−(0.8Y+40)=0.2Y−40
限界貯蓄性向は 1−0.8=0.2 、切片は −40 です。
数値で確かめる
| Y | C | S | 平均消費性向 | 平均貯蓄性向 | 合計 |
|---|
| 100 | 120 | −20 | 1.20 | −0.20 | |
平均消費性向と平均貯蓄性向を足すと、どの行でもぴったり1になっています。
計算問題の形で
問: 限界消費性向が0.75、独立消費が30の経済がある。
国民所得が200のとき、貯蓄と平均貯蓄性向はいくらか。
解答
消費関数は C=0.75Y+30 。Y=200 を代入して、
C=0.75×200+30=150+30=180

消費関数と貯蓄関数

試験のポイント
- ・要は「S=(1−c)Y−C0
- ・(1−c) が限界貯蓄性向、切片は −C0 でマイナス」
- ・限界消費性向+限界貯蓄性向=1、平均消費性向+平均貯蓄性向=1 はいずれも成り立つ
- ・所得が増えると平均消費性向は下がり、平均貯蓄性向は上がる、という向きも問われる
- ・限界と平均を取り違えないこと
政府部門を考えるケースでは、この可処分所得を消費と貯蓄に回すので、
租税が所得の大きさに関係なく一定額(定額税)である場合、消費関数は次のようになります。
C=c(Y−T)+C0
| 記号 | 意味 |
|---|
| C | 今期の消費 |
| Y | 今期の国民所得 |
| c | 限界消費性向 |
| T | 租税(定額税) |
| C0 | 独立消費 |
③ 展開してグラフの形を見る
この式を展開すると、
C=c(Y−T)+C0=cY−cT+C0
グラフの傾きと切片の形で書き直すと、
C=傾きcY+切片(−cT+C0)
つまり、
- 傾きは c のままで変わらない
- 切片は C0 から −cT+C0
租税があるぶん、消費曲線は下に平行移動するわけです。
傾きが変わらないのは、限界消費性向そのものは税の有無と関係ないからです。
④ なぜ T ではなく cT だけ下がるのか
ここは引っかかりやすいところです。
租税を T だけ取られたら、消費も T だけ減りそうに思えます。
しかし、取られた T は、
もともと消費に回る分と貯蓄に回る分の両方から持っていかれます。
可処分所得が T 減ったとき、消費が減るのはそのうち cT の分だけで、
残りの (1−c)T は貯蓄が減ることで吸収されます。
c=0.8 、T=50 なら、
消費は 0.8×50=40 減り、貯蓄は 0.2×50=10 減ります。合わせて50です。
この「税の効果は c 倍に薄まる」という感覚は、
第4節の租税乗数が政府支出乗数より小さいという結論に直結します。
⑤ 貯蓄関数はどうなるか
S=(Y−T)−C=(Y−T)−{c(Y−T)+C0}=(1−c)(Y−T)−C0
貯蓄も可処分所得に依存する形になります。
具体例
定額税がある場合とない場合を、同じ数字で比べてみましょう。
設定
限界消費性向 c=0.8 、独立消費 C0=40 、国民所得 Y=500 。
ケースA: 租税なし
C=0.8×500+40=400+40=440
S=500−440=60
ケースB: 定額税 T=50
可処分所得は 500−50=450 です。
C=0.8×(500−50)+40=0.8×450+40=360+40=400
S=450−400=50
比べてみる
| 租税なし | 定額税50 | 差 |
|---|
| 可処分所得 | 500 | 450 | −50 |
| 消費 | 440 | 400 | −40 |
| 貯蓄 | 60 | 50 | −10 |
税を50取られたのに、消費が減ったのは40だけです。
残りの10は貯蓄が減ることで吸収されました。
40:10=0.8:0.2 で、限界消費性向と限界貯蓄性向の比になっています。
切片で確かめる
展開した式は、
C=0.8Y−0.8×50+40=0.8Y−40+40=0.8Y+0

定額税と定率税で消費関数がどう変わるか

試験のポイント
- ・要は「C=c(Y−T)+C0
- ・展開すると C=cY+(C0−cT) で、傾きは変わらず切片が cT だけ下がる」
- ・「T だけ下がる」ではなく「cT だけ下がる」という点が頻出の引っかけ
- ・可処分所得は Y−T 、消費はこれに依存する、という順序も押さえる
| 記号 | 意味 |
|---|
| t | 税率(定率税の部分) |
| T0 | 定額税の部分 |
たとえば t=0.2 、T0=30 なら、
所得の20%に加えて固定で30を納める、ということです。
② 定率税のもとでの消費関数
C=c{Y−(tY+T0)}+C0
これを展開していきます。
C=c(Y−tY−T0)+C0
C=cY−ctY−cT0+C0
グラフを描くために、Y を含む項をまとめます。
C=(c−ct)Y+(−cT0+C0)
c−ct=c(1−t) と書くこともできます。
C=c(1−t)Y+(C0−cT0)
③ 傾きと切片
| 租税なし | 定額税のみ | 定率税あり |
|---|
| 消費関数 | C=cY+C0 | C=cY+(C0−cT) | C=c(1−t)Y+(C0−cT0) |
| 傾き | c | c | c(1−t) |
| 切片 | C0 | C0−cT | C0−cT0 |
読み取るべきポイントは2つです。
(1) 傾きが小さくなる
0<t<1 なので c(1−t)<c です。
定率税があると、消費曲線の傾きは租税なしのときや定額税だけのときよりも小さく(グラフは緩やかに)なります。
理由は直感的です。
所得が100増えても、そのうち t×100 は税として取られます。
手元に残るのは (1−t)×100 で、そのうち c の割合が消費に回るので、
消費の増え方は c(1−t)×100 にとどまります。
(2) 切片は定額税のときと同じ形
切片は C0−cT0 で、定額税だけのケースと同じ形です。
定率税の部分 tY は Y に比例するので、切片には影響しないからです。
④ この違いが効いてくる場面
傾きが c から c(1−t) に変わるということは、
第4節で学ぶ乗数の分母が 1−c から 1−c(1−t) に変わるということです。
1−c(1−t)>1−c ですから、乗数は小さくなります。
定率税があると、政策の効果が弱まるわけです。
これは悪いことばかりではありません。
景気が良くなって所得が増えれば税収が自動的に増えて過熱を抑え、
景気が悪くなって所得が減れば税収が自動的に減って落ち込みを和らげます。
この働きをビルト・イン・スタビライザー(自動安定化装置)といいます(第4節で扱います)。
具体例
定額税だけの場合と、定率税がある場合で、消費がどう変わるかを比べます。
設定
限界消費性向 c=0.8 、独立消費 C0=40 。
- ケースA(定額税のみ): T=50
- ケースB(定率税あり): T=0.2Y+10(税率20%、定額部分10)
ケースAの消費関数
C=0.8(Y−50)+40=0.8Y−40+40=0.8Y
傾き0.8、切片0。
ケースBの消費関数
C=0.8{Y−(0.2Y+10)}+40
C=0.8(Y−0.2Y−10)+40
C=0.8(0.8Y−10)+40
C=0.64Y−8+40
C=0.64Y+32
傾き0.64、切片32。
傾きの確認
c(1−t)=0.8×(1−0.2)=0.8×0.8=0.64 。式のとおりです。
切片の確認
C0−cT0=40−0.8×10=40−8=32
所得の水準ごとに比べる
| Y | ケースA C=0.8Y | ケースB C=0.64Y+32 |
|---|
| 100 |
Y=200 で交差し、それより所得が大きい領域ではケースBのほうが消費が少なくなります。
定率税は、所得が大きいほど負担が重くなるためです。
所得が100増えたときの消費の増え方
- ケースA: 0.8×100=80 増える
- ケースB: 0.64×100=64

試験のポイント
- ・要は「定率税があると消費関数は C=c(1−t)Y+(C0−cT0)
- ・傾きが c から c(1−t) へ小さくなる」
- ・切片は定額税の部分 T0 だけで決まり、定率税の部分は傾きにしか効かない
- ・傾きが小さくなる=乗数の分母 1−c(1−t) が大きくなる=乗数が小さくなる、というつながりまで押さえると第4節が楽になる
定額税
C=c(Y−T)+C0=cY+(C0−cT) C0−cT(cT だけ低下) 定率税
C=c{Y−(tY+T0)}+C0 c(1−t)(小さくなる) 貯蓄関数(租税なし)
S=(1−c)Y−C0 平均消費性向
原点と消費曲線上の点を結んだ傾き
所得が増えると低下
平均貯蓄性向
原点と貯蓄曲線上の点を結んだ傾き
所得が増えると上昇
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なので、45度より緩やかな直線)
1,320
1.00
S=Y−C=200−180=20
YS=20020=0.1
S=(1−0.75)Y−30=0.25×200−30=50−30=20
また、平均消費性向は 200180=0.9 なので、
0.9+0.1=1 で、合計が1になることも確認できます。
限界貯蓄性向 0.25 を、そのまま平均貯蓄性向だと答えてしまう誤りです。
この問題では平均貯蓄性向は 0.1 で、限界貯蓄性向の 0.25 とは違います。
平均は独立消費の影響を受けるので、両者は一致しません。
(一致するのは C0=0 のときだけです。)
へ、
切片は 0 です。租税なしのときの切片40から、cT=0.8×50=40 だけ下がりました。
問: C=0.75(Y−T)+50 という消費関数をもつ経済がある。
Y=600 、T=80 のとき、消費はいくらか。また、この消費関数を Y の式に展開せよ。
C=0.75×(600−80)+50=0.75×520+50=390+50=440
C=0.75Y−0.75×80+50=0.75Y−60+50=0.75Y−10
切片は −10 です。租税がなければ切片は50でしたから、
cT=0.75×80=60 だけ下がったことになります。
検算: C=0.75×600−10=450−10=440 。一致しました。
。これも式のとおりです。
増える
定率税があると、所得が増えても消費の伸びは鈍くなります。
これが「傾きが緩やかになる」ということの中身です。
押さえるべきは傾きが c(1−t) になるという式の形で、
これが第4節の乗数 1−c(1−t)1 につながります。