貨幣市場とIS-LM分析
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プレミアムで見る前節では貨幣の供給側を見ました。この節では需要側、つまり人々はなぜお金を手元に持ちたがるのかを考えます。
使う枠組みはケインズの流動性選好理論です。ケインズは、貨幣需要は「取引需要」と「投機的需要」からなると想定しています。買い物のために持つお金と、資産として持つお金の2つです。
とくに投機的需要を理解するには、債券価格と利子率が逆に動くという関係を押さえる必要があります。ここは経済学のなかでも「言われてみればそうだが、最初は必ず引っかかる」ところです。令和5年第11問、令和6年第6問と続けて問われている重要論点なので、数字を追いながらしっかり身につけましょう。
簡単にいうと
マクロの世界では、資産は貨幣と債券の2つだけ。利子はつかないけどすぐ使える貨幣か、利子はつくけどすぐ使えない債券か、の二択だよ!
① マクロ経済学の資産の想定
マクロ経済学では、資産は貨幣と債券(国債や社債など)の2種類のみであると仮定します
(不動産や株式などは含みません)。
したがって、各経済主体は資産を貨幣で保有するか債券で保有するかについて
意思決定を行うことになります。これを資産選択といいます。
② 債券とは
債券は、国、地方公共団体、企業などが資金調達のために発行するものです
(資金提供者から資金を借り入れる際に発行される証書)。
資金提供者は、定期的に利子を受け取ることができ、満期日を迎えると額面金額が償還されます。
③ 利子率の2つの顔
ここで、第7章との違いに注意してください。
| 市場 | 利子率の意味 | 誰の立場から見るか |
|---|---|---|
| 生産物市場(第7章) |
具体例
資産選択を、具体的な場面で考えてみましょう。
設定: あなたは500万円の資産を持っています。貨幣で持つか、債券で持つかを決めます。
ケース1: 利子率が10%のとき
500万円を債券にすれば、年に50万円の利子が入ります。
貨幣のまま持っていれば0円です。
50万円の差はかなり大きいので、
買い物にすぐ使う分を除いて、できるだけ債券にしておこうと考えるでしょう。
→ 貨幣需要は小さい
ケース2: 利子率が0.1%のとき
500万円を債券にしても、年に5,000円しか入りません。
そのために売買の手間をかけ、すぐ使えない不便を我慢するのは割に合いません。
それなら現金のまま持っておこう、となります。
→ 貨幣需要は大きい
この対比が示していること
利子率とは、貨幣を持つことの機会費用です。
試験のポイント
簡単にいうと
利子の額は変わらないのに、債券の値段だけ動く。だから高く買った人ほど利回りが悪いの。値段と利子率は逆に動くよ!
① 発行時の利子率は変わらない
例として、額面1,000円、利子率10%の債券を考えます。
利子率10%は額面に対するものであり、利子額は100円で一定です。
発行時の利子率は、額面に対する利子額の割合を示し、
その金額は市場に出回ってからも一定です(利子額は100円で一定)。
② 市場価格が動くと利子率が動く
一方で、債券は市場価格によって売買されることがあります。
このときの利子率は売買価格に対する利子額の割合を示すため、
売買価格の変動とともに利子率も変化する
簡単にいうと
金利が低いなら、わざわざ債券にせずに現金で持っておこう。この「資産として持ちたい」需要が投機的需要だよ!
貨幣の投機的需要とは、貨幣を資産として保有しようとする需要のことです。
資産は貨幣もしくは債券の2種類であるため、
貨幣の投機的需要は債券需要の影響を受けます。
さらに、債券需要は利子率に依存します。
① 利子率が低下したとき
簡単にいうと
所得が増えれば買い物の回数も金額も増える。そのぶん財布に入れておくお金も増えるよね。それが取引需要!
① 定義
国民所得()が拡大すると、取引が増え、多くの貨幣が必要となります。
このように、取引に伴う支払い手段としての需要を貨幣の取引需要といいます。
貨幣の取引需要は国民所得の増加関数となります。
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| 資金を借り入れるほう(債務者) |
| 貨幣市場(第8章) | 債券の収益率 | 資金を提供するほう(投資家) |
同じ利子率という数字が、
借りるほうから見れば調達コスト、貸すほうから見れば収益率ということです。
借りた人が払う利息は、貸した人が受け取る利息なのですから、当然といえば当然です。
④ 貨幣と債券の違い
貨幣と債券の主な違いは、利子がつくかつかないかと流動性です。
流動性とは、財や貨幣との交換の容易さのことです。
すぐに使えるものほど流動性が高い、といいます。
| 資産 | 利子 | 流動性 |
|---|---|---|
| 貨幣 | つかない(×) | 高い(○) |
| 債券 | つく(○) | 低い(×) |
貨幣は財布から出せばすぐ買い物に使えますが、利子は1円もつきません。
債券は利子がつきますが、買い物に使うには売却して現金に換える手間がかかります。
どちらにも一長一短があるので、人々は状況に応じて使い分けます。
この選択を決めるのが利子率です。
⑤ ケインズの流動性選好理論
利子率は、貨幣の調達コストと考えることができました。
財の価格が需要量と供給量で決定されるのと同様、
貨幣も需要量と供給量によって調達コスト(利子率)が決定されます。
この考えをケインズの流動性選好理論といいます。
「流動性選好」とは、
流動性の高い貨幣をどれだけ持ちたいと思うかという意味です。
その度合いが高まれば貨幣需要が増え、利子率が上がる、という発想です。
⑥ 貨幣市場と債券市場は表裏一体
人々は、資産を貨幣で保有するのか債券で保有するのかの意思決定を行います。
このことは、貨幣需要と債券需要が表裏一体の関係にあることを示しています。
それぞれの需要と供給も表裏一体なので、次のようにまとめられます。
| 貨幣市場 | ⇔ | 債券市場 |
|---|---|---|
| (貨幣の供給量に比べて)貨幣需要が大 = 貨幣の供給量 < 需要量(超過需要) | ⇔ | (債券の供給量に比べて)債券需要が小 = 債券の供給量 > 需要量(超過供給) |
資産の総額が決まっているなかで、貨幣を多く持ちたい人が多いということは、
債券を手放したい人が多いということです。
片方が超過需要なら、もう片方は必ず超過供給になります。
利子率が高いほど、貨幣を持つ代償が大きくなるので、貨幣需要は減ります。
利子率が低いほど、貨幣を持つ代償が小さいので、貨幣需要は増えます。
貨幣市場と債券市場の裏表を確かめる
いま、みんなが「利子率が低すぎて債券は割に合わない」と考えているとします。
貨幣市場では: 貨幣を持ちたい人が多い → 貨幣の超過需要
債券市場では: 債券を手放したい人が多い → 債券の超過供給
たしかに表裏一体です。
債券が超過供給になると何が起こるか
売り手が多くて買い手が少ないので、債券価格が下がります。
そして債券価格が下がると、次のテーマで見るように利子率が上がります。
利子率が上がれば、債券の魅力が戻ってきて、貨幣需要が減ります。
こうして貨幣市場は均衡へ向かうのです。
逆のケース
債券市場が超過需要ということは、債券の買手が多すぎるということです。
債券価格(債券を買うときの値段)が徐々に上がることになります。
これにより利子率が徐々に下降します。
債券市場が超過供給の場合は、この逆の状況が生じます。
試験での問われ方
債券市場は超過供給です。表裏一体なので、必ず逆になります。
貨幣と債券の2種類のみです。株式や不動産は含みません。
分子の利子額が一定なのに分母だけが動くのですから、
債券価格と利子率は必ず逆に動きます。
③ 結論
利子額が一定のため、
| 債券価格 | 利子率 |
|---|---|
| 上昇すれば | 低下する |
| 下落すれば | 上昇する |
(※利子額は一定)
④ 数字で確かめる
額面1,000円、利子額100円で一定の債券があるとします。
| 債券価格 | 利子率 |
|---|---|
| 500円 | |
| 1,000円 | |
| 2,000円 | |
| 4,000円 |
たしかに、債券価格が上がるほど利子率は下がっています。
この関係は、棒の高さで表すと分かりやすくなります。
利子100円という同じ大きさの箱が、
債券価格1,000円のときは棒全体の10%を占め、
債券価格2,000円のときは5%しか占めない、という絵です。
⑤ 直感的な理解
同じ100円の利子をもらうのに、
1,000円払うのと2,000円払うのとでは、どちらが得でしょうか。
もちろん1,000円のほうです。少ない元手で同じリターンが得られるからです。
つまり安く買えた人ほど利回りが高い。
これが「債券価格が下がると利子率が上がる」ということの中身です。
⑥ この関係が効いてくる場面
この関係は、第8章のあちこちで使われます。
| 場面 | 使い方 |
|---|---|
| 公開市場操作 | 中央銀行が債券を買う → 債券価格が上がる → 利子率が下がる |
| 貨幣市場の調整 | 債券が超過需要 → 債券価格が上がる → 利子率が下がる |
| 流動性のわな | 債券価格が最高 → 利子率がこれ以上下がらない |
「債券価格↑ = 利子率↓」という1本の等式として覚えてしまうのが近道です。
具体例
債券価格と利子率の関係を、投資家の立場で追ってみましょう。
設定: 額面1,000円、年利10%(利子額100円)の債券を、Aさんが発行時に買いました。
1年後、市場の利子率が5%に下がった
新しく発行される債券は、1,000円で年5%(利子額50円)になったとします。
ここでAさんが持っている債券を考えてみてください。
この債券は、毎年100円の利子を生みます。新しい債券の2倍です。
当然、みんなが欲しがります。値段が上がります。
いくらまで上がるでしょうか。
新しい債券と条件が釣り合うところ、つまり利回りが5%になるところまでです。
Aさんの債券は2,000円に値上がりしました。
1年後、市場の利子率が20%に上がった場合
新しい債券は1,000円で年200円の利子を生みます。
Aさんの債券は100円しか生みません。魅力がありません。
値段が下がります。利回りが20%になるところまでです。
Aさんの債券は500円に値下がりしました。
まとめると
| 市場の利子率 | Aさんの債券の価格 |
|---|---|
| 5%に低下 | 2,000円に上昇 |
| 10%のまま | 1,000円のまま |
| 20%に上昇 | 500円に下落 |
金利が上がると債券で損をするという現実の話も、この関係から出ています。
計算問題の形で
問: 額面10万円、利子額が年5,000円で一定の債券がある。
この債券の市場価格が12万5,000円のとき、利子率はいくらか。
解答

債券価格と利子率の関係
試験のポイント
利子率が低いのであれば、資産は流動性の高い貨幣で保有したほうが便利だからです。
わずかな利子のために、すぐ使えないという不便を我慢する理由がありません。
② 利子率が上昇したとき
債券で保有したほうが流動性は低いものの、
利子を受け取ることができ、資産を大きくできるからです。
③ 結論
以上より、貨幣の投機的需要は利子率の減少関数となります。
第7章で学んだ「投資は利子率の減少関数」と同じ言い方です。
グラフに描けば右下がりになります。
④ 債券価格の側から見ても同じ
前のテーマの関係を使うと、別の説明もできます。
利子率の低下 = 債券価格の上昇
債券価格が上がりきっているということは、これから値下がりする可能性が高いということです。
値下がりしそうなものは買いたくありません。
だから債券を手放し、貨幣で持とうとします。
「投機的」という名前がついているのは、
債券の値上がり・値下がりを予想して動くという側面があるからです。
⑤ 貨幣市場と債券市場の対応をもう一度
3つの表現が、すべて同じことを言っています。
| 表現 | 内容 |
|---|---|
| 利子率が低い | 貨幣を持ちたい人が多い |
| 債券価格が高い | 債券を売りたい人が多い |
| 貨幣市場が超過需要 | 債券市場が超過供給 |
どの角度から聞かれても答えられるように、3つをつなげておいてください。
具体例
投機的需要が動く場面を、投資家の判断として追ってみましょう。
ケース1: 利子率が10%から2%に下がった
Aさんの判断
「10%のときは、1,000万円を債券にすれば年100万円入ってきた。
今は2%だから20万円。売買の手間を考えたら、現金で持っておこう。」
Bさんの判断
「債券価格がここまで上がったということは、もう上がる余地は少ない。
むしろこれから金利が戻れば値下がりする。今のうちに売っておこう。」
どちらの判断も、債券を減らして貨幣を増やす方向です。
→ 貨幣の投機的需要が増加
ケース2: 利子率が2%から10%に上がった
Aさんの判断
「年10%も利子がつくなら、現金で寝かせておくのはもったいない。債券を買おう。」
Bさんの判断
「債券価格がここまで下がったということは、いずれ戻るはずだ。今が買い時だ。」
どちらも債券を増やして貨幣を減らす方向です。
→ 貨幣の投機的需要が減少
設例(平成25年第6問 d)
問: 次の記述の正誤を判定せよ。
「利子率が低下することで、貨幣から債券への需要シフトが起こり、
また投資を行う際に必要な資金調達コストが上昇する。」
解答: ×(誤り)
誤りが2か所あります。
誤り1: 利子率が低下することで、債券から貨幣への需要シフトが起こります。
利子率が低いなら債券の魅力が下がるので、貨幣のほうへ需要が移ります。
問題文は向きが逆です。
誤り2: 利子率は貨幣の調達コストという面があるため、
投資を行う際に必要な資金調達コストは低下します。
利子率が下がれば借入れの負担は軽くなるのですから、当然です。
問題文はここも逆です。
この設例が教えてくれること
2か所とも「向き」の誤りです。
貨幣市場の問題は、内容が難しいというより
向きを取り違えさせるタイプの出題がほとんどです。
そこで、次の3本の矢印を紙に書けるようにしておくことをおすすめします。
選択肢を読んだら、この3本と照らし合わせるだけで正誤が判断できます。
「投機的需要」という言葉の注意
名前から「投機=ギャンブル」を連想して、
「危ない取引をする人だけの話」と誤解しないでください。
ここでいう投機的需要は、
資産をどんな形で持つかという、ごく普通の資産選択の話です。
定期預金にするか普通預金にするかという私たちの日常の判断も、その一部です。
試験のポイント
投機的需要が利子率で決まったのに対し、取引需要は国民所得で決まります。
決める変数が違う、というのが最大のポイントです。
② 取引動機と予備的動機
取引の量が増加すれば、支払などに必要とされる貨幣への需要が増加します。
取引動機に基づく貨幣需要とは、そのような貨幣の交換手段としての機能に基づく需要を表しています。
一方、予備的動機とは、将来の予期せぬ事態に備えるための貨幣への需要をいいます。
急な出費に備えて多めに現金を持っておく、という動機です。
取引動機と予備的動機による貨幣への需要をまとめて取引需要としています。
試験対策としては、「取引需要のなかに予備的動機も含まれている」と覚えておけば十分です。
③ 貨幣需要の全体像
ケインズの想定では、貨幣需要は次の2つからなります。
| 需要 | 何に依存するか | 関数の型 | 動機 |
|---|---|---|---|
| 取引需要 | 国民所得 | 増加関数 | 取引動機・予備的動機 |
| 投機的需要 | 利子率 | 減少関数 | 投機的動機 |
④ 2つの需要が増加する場面を整理する
1枚の図にまとめると、次のようになります。
貨幣需要(投機的需要+取引需要)の増加
投機的需要(債券が影響)
⇒ 投機的需要の増加
取引需要(国民所得が影響)
⑤ 記号
貨幣需要は または と書かれます。
Liquidity(流動性)の頭文字で、「流動性選好」という言葉に由来します。
式で書くと、
が取引需要( の増加関数)、 が投機的需要( の減少関数)です。
このあと、貨幣需要曲線を描くときに、
利子率で動く部分は曲線上の移動、国民所得で動く部分は曲線のシフトとして表されます。
これが次節のLM曲線につながります。
具体例
取引需要と投機的需要の違いを、家計の財布の中身で考えてみましょう。
Aさんの1か月
給料が手取り30万円のとき、Aさんは次のように考えます。
昇給して手取りが40万円になった
支払いの規模も少し大きくなり、月々の支払いに13万円必要になったとします。
予備的に持つ額も6万円に増えます。
→ 取引需要が15万円から19万円に増加
利子率は変わっていないので、投機的需要の判断は変わりません。
ここが大事な点です。
利子率が変わっていないのに、貨幣需要が増えたのです。
利子率が10%から1%に下がった
Aさんは考えます。
「15万円を債券にしても年1,500円。手間を考えたら現金でいい。」
→ 投機的需要が増加
このときは、所得は変わっていないのに貨幣需要が増えたことになります。
2つの効果をグラフで区別する
貨幣需要曲線は、縦軸に利子率、横軸に貨幣需要をとって描きます。
| 変化 | グラフでの表れ方 |
|---|---|
| 利子率が変わる | 曲線上を移動する |
| 国民所得が変わる | 曲線全体がシフトする |
利子率は縦軸そのものなので、変われば曲線上を上下に動きます。
国民所得は軸に取られていないので、変われば曲線ごと左右にずれます。
具体的には、
設例(令和6年第6問に近い形)
問: 次の記述の正誤を判定せよ。
a 貨幣の取引需要は利子率の減少関数である。
b 貨幣の投機的需要は国民所得の増加関数である。
c 国民所得が増加すると、貨幣需要曲線は右にシフトする。
d 予備的動機に基づく貨幣需要は、取引需要に含まれる。
解答
a ×: 取引需要は国民所得の増加関数です。利子率ではありません。
b ×: 投機的需要は利子率の減少関数です。国民所得ではありません。
c ○: 同じ利子率のもとで取引需要が増えるので、曲線は右にシフトします。
d ○

貨幣需要曲線と流動性のわな
試験のポイント
プレミアムプラン
¥9,800〜/ 買い切り・自動更新なし(税込)
決済はStripe(世界最高水準・PCI-DSS準拠)で安全に処理されます。カード情報は当サービスに保存されません。
問: 同じ債券の利子率が2.5%になったとき、市場価格はいくらか。
解答
利子率が4%から2.5%に下がったので、価格は12万5,000円から20万円に上がりました。
選択肢問題での問われ方(令和5年第11問など)
買いオペの効果を債券市場の側から説明したものです。
覚え方
「シーソー」と覚えてください。
債券価格と利子率は、シーソーの両端のように、片方が上がれば片方が下がります。
理由は「利子額は一定なのに分母だけ動くから」。
迷ったら、 と を並べて書いてみれば必ず判断できます。
aとbは、2つの需要を入れ替えた典型的な引っかけです。
取引需要 → 国民所得、投機的需要 → 利子率
この対応を取り違えないことが、この節でいちばん大事なところです。