ファイナンスⅡ(証券投資論)
下の動画はこの節の解説ではありません。 解説動画の雰囲気を知っていただくための見本として、「正味現在価値法と内部収益率法の対比」の動画を再生します。
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プレミアムで見る共分散には、ひとつ扱いにくいところがあります。もとの数字の単位を引きずるので、大きさをそのまま比べられないのです。
そこで共分散を2つの証券の標準偏差で割り、−1から+1のあいだに収まるよう目盛りをそろえたものが相関係数です。こうしておけば、どんな組み合わせでも同じ物差しで強さを比べられます。
5つの区分(ρ=1、0<ρ<1、ρ=0、−1<ρ<0、ρ=−1)とその意味を、確実に押さえましょう。
簡単にいうと
共分散を標準偏差で割ると、−1から+1の範囲に収まる。これで比べやすくなるんだ!
相関係数は、2つの証券が同じ向きへ振れるのか逆へ振れるのかを符号で、その連れ立ち方の強さを−1から1までの目盛りで表したものです。出し方は次のとおり。
読み方は2つだけ。符号が向きを、絶対値の大きさが強さを表します。1に近づくほど連れ立ち方が強い、ということです。
実際にA証券とB証券で出してみましょう。

相関係数
試験のポイント
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マイナスで、しかも絶対値がほとんど1。この2つはきれいに逆へ振れる間柄だと読めます。
符号と大きさの組み合わせで、次の5つに分けられます。
| 相関係数 | 2つの証券の動き |
|---|---|
| ρ = 1 | 全く同じ方向に動く |
| 0 < ρ < 1 | 同じ方向に動く |
| ρ = 0 | 全く関係なく動く |
| −1 < ρ < 0 | 別の方向に動く |
| ρ = −1 | 全く反対の方向に動く |
この並びは、そのまま次の節で扱うリスク低減の効き具合につながります。ρが小さいほど、組み合わせたときにリスクが縮むという関係です。
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