原価計算
下の動画はこの節の解説ではありません。 解説動画の雰囲気を知っていただくための見本として、「正味現在価値法と内部収益率法の対比」の動画を再生します。
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プレミアムで見る仕入れた品を売る小売業なら、原価は伝票に書いてあります。ところがものを作る会社では、原価はどこにも書かれていません。材料を買い、人を雇い、機械を動かし、その積み重ねが製品1個あたりいくらになったのかは、自分で数えなければ分からないのです。
車を1台つくる場面を思い浮かべてください。鋼板やタイヤといった部品の代金、組み立てにあたる人の賃金、ラインを動かす電気やガス、水道の料金。これらを合わせたその製品にかかった金額が原価であり、それをきちんと積み上げる手続きが原価計算です。
製造業の会計は、この「数える」ところから始まります。
簡単にいうと
会計期間は1年でも、原価計算は1か月ごと。早く原価を知って、翌月の改善に使うためだよ!
財務諸表を作るための区切りは、製造業でも商品販売業と変わらず1年です。ところが原価の計算だけは、それとは別に1か月ごとに締めます。この1か月を原価計算期間といいます。
ねらいは2つあります。
1年が過ぎてから「昨年はこれだけかかっていました」と知らされても、手を打つ機会はもう過ぎています。毎月締めて、次の月の製造にすぐ返す。原価計算が管理会計に近い顔を持つのは、この回転の速さによります。
| 期間 | 何のため | 長さ |
|---|---|---|
| 会計期間 | 財務諸表の作成(外部への報告) | 通常1年 |
| 原価計算期間 | 原価を早くつかみ、下げていく(社内の管理) | 通常1か月 |

原価計算の体系
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