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企業価値の算定(キャッシュフロー割引モデル)

ファイナンスⅠ(企業財務論)

DCF法(Discounted Cash Flow法)は企業価値算定の代表的手法です。フリーキャッシュフロー(FCF)をWACCで割り引いて企業価値を求めます。

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FCFとWACCによる企業価値算定

簡単にいうと

FCFは「債権者と株主に帰属するキャッシュフロー」のこと。これをWACCで割り引けば企業価値がわかるよ!

フリーキャッシュフロー(FCF)とは、債権者および株主に帰属するキャッシュフローです。

FCF=営業利益×(1税率)+減価償却費運転資金増加額投資額FCF = 営業利益 \times (1 - 税率) + 減価償却費 - 運転資金増加額 - 投資額

企業価値(DCF法):

企業価値=t=1FCFt(1+WACC)t企業価値 = \sum_{t=1}^{\infty} \frac{FCF_t}{(1 + WACC)^t}

WACC(加重平均資本コスト)

WACC=DD+E×rD×(1t)+ED+E×rEWACC = \frac{D}{D+E} \times r_D \times (1-t) + \frac{E}{D+E} \times r_E

D:負債、E:株主資本、rDr_D:負債コスト、rEr_E:株主資本コスト、t:法人税率

負債コストに(1-t)を掛けるのは、支払利息の節税効果(タックスシールド)を反映するためです。

WACC構成図

WACCの構成

試験のポイント

  • FCF=税引後営業利益+減価償却費−運転資金増加額−投資額
  • WACC=(D/(D+E))×r_D×(1−t)+(E/(D+E))×r_E
  • WACCの負債コストに(1−t)を掛けるのは節税効果を反映するため

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