ファイナンスⅡ(証券投資論)
下の動画はこの節の解説ではありません。 解説動画の雰囲気を知っていただくための見本として、「正味現在価値法と内部収益率法の対比」の動画を再生します。
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プレミアムで見る前の節で作った一覧を、横軸に標準偏差、縦軸に期待収益率をとって点で打ってみましょう。左へ張り出した、弓のような曲線が姿を現します。
この曲線のうち、投資家が本当に選ぶ値打ちのある部分を効率的フロンティアといいます。前節のリスク回避的な投資家の振る舞いから、素直に導かれる結論です。
図の形と、なぜ下半分に用がないのかを、セットで押さえましょう。
簡単にいうと
曲線の上半分だけが投資の候補。下半分は「同じリスクでもっと稼げる点」があるから選ばれないんだ!
A証券とB証券の持ち分を少しずつずらしながら、そのつどのリターン(期待収益率)とリスク(標準偏差)を打点していきます。
a点からAの持ち分を削っていくと、はじめのうちはリターンもリスクも一緒に下がります。ところが「A:31%、B:69%」まで来たところで標準偏差が底を打ち、そこから先は様子が変わります。リターンは下がり続けるのに、リスクだけが上を向くのです。
底のb点から先、bとcのあいだに並ぶ組み合わせは、わざわざ選ぶ理由がありません。同じだけのリスクを取るなら、曲線の上側にもっとリターンの高い点があるからです。
標準偏差2.54%のところで見比べてみましょう。上側には「A60%・B40%でリターン10.2%」という点があります。下側にも同じ標準偏差の点はありますが、リターンは10.2%に届きません。リスクが同じならリターンの大きいほうを取るというリスク回避的投資家の物差しに当てれば、選ばれるのは上側だけです。
したがって、候補として残るのはa点からb点までのどこかということになります。この範囲の組み合わせを効率的ポートフォリオ、それらを結んだ曲線abを効率的フロンティアとよびます。

効率的フロンティア
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