経営分析
下の動画はこの節の解説ではありません。 解説動画の雰囲気を知っていただくための見本として、「正味現在価値法と内部収益率法の対比」の動画を再生します。
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プレミアムで見る生産性分析は、投じたヒトやモノが、どれだけ効率よく成果に結びついたかを測る手法です。
収益性がお金の稼ぎ方を、効率性が元手の回し方を見るのに対し、生産性が見るのはヒトとモノがどれだけの値打ちを生んだかです。中小企業白書でもたびたび取り上げられる話題で、診断士としての助言にも直につながります。
式はどれも「出たもの ÷ 入れたもの」というひとつの形に収まります。下に何を置くかで名前が変わるだけです。この作りが見えてしまえば、覚える量は一気に減ります。
簡単にいうと
生産性は「出たもの÷入れたもの」。分母に何を置くかで、労働生産性にも資本生産性にもなるよ!
生産性分析が見比べているのは、投じたもの(インプット)とそこから生まれたもの(アウトプット)の関係です。投じるのは資本であったり、人手であったり、原材料であったり。どれだけ無駄なく成果に変えられたかを示す指標なので、当然高いほうが望ましいものになります。
いろいろな指標がありますが、もとをたどればすべて次の形です。
分数の形を見れば、上げる道が2本しかないことも分かります。

生産性分析
試験のポイント
簡単にいうと
収益性・効率性・安全性がお金の話なら、生産性はヒトとモノの話。診断士らしい視点だよ!
生産性分析は、ほかの3つとは少し毛色が違います。並べて整理しておきましょう。
| 分析 | 主に見るもの | 使う資料 |
|---|---|---|
| 収益性分析 | 利益を稼ぐ力 | 損益計算書+貸借対照表 |
| 効率性分析 | 資本の回転の速さ | 損益計算書+貸借対照表 |
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くだけていえば、「同じ人数でもっと売る」か「同じ売上をより少ない人数で上げる」か。この2択です。
そして投じるものは、大きく人手と設備などの資本に分かれます。ですから生産性も、労働生産性と資本生産性の2本に分かれることになります。
| 支払能力・財務の安定 |
| 貸借対照表(+損益計算書) |
| 生産性分析 | ヒトとモノが生む成果 | 損益計算書+貸借対照表+従業員数 |
いちばん右の列に注目してください。生産性だけが、財務諸表の外にある従業員数を必要とします。問題文に従業員数が置かれていたら、生産性を問うつもりだという合図だと思ってよいでしょう。
もうひとつ、生産性分析には付加価値という独特の考え方が出てきます。次の節でじっくり扱いますが、「その会社が自分の手で生み出した値打ち」を指すもので、売上高とは別物です。ここを混同すると、生産性の指標がまとめて狂います。慎重に進めましょう。

生産性分析の位置づけ
試験のポイント
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