開発に関するガイドライン
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プレミアムで見るプロジェクトの進捗管理を行うための代表的な手法を学びます。作業を洗い出すWBS、日程を管理するガントチャート、費用と進捗を同時に見るトレンドチャート、そして作業実績を金銭価値に換算して評価するEVMS。EVMSは令和4年度・5年度・6年度・7年度と4年続けて計算問題が出題されており、この科目で数少ない「計算で点が取れる」分野です。式を覚えて手を動かせば確実に得点できます。
簡単にいうと
WBSは「作業を階層的に分解する」!最下位は個人の1週間程度の作業(タスク)まで分けるのがポイントだよ。見積りのボトムアップ法も、このWBSが出発点だったね。
① WBS(Work Breakdown Structure:作業分割図)とは
WBSとは、プロジェクトの計画を立てる際に用いられる手法のひとつで、プロジェクトで行う作業を、管理可能な大きさに細分化するために、階層的に要素分解する手法です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| いつ用いるか | プロジェクトの計画を立てる際 |
| 何をするか | プロジェクトで行う作業を、管理可能な大きさに細分化する |
| どうやって | 階層的に要素分解する |
② 最下位層の粒度
最下位層の作業は個人の1週間程度の大きさの作業(タスク)までブレイクダウンしたものです。
| 階層 | 大きさ |
|---|---|
具体例
設例 WBS
> 次の記述の正誤を判定せよ。(令和2年度第18問 改題)
> WBSは、プロジェクトの計画を立てる際に用いられる手法の一つで、プロジェクトで行う作業を、管理可能な大きさに細分化するために、階層的に要素分解する手法である。
解答 ○
キーワード
| 語 | 内容 |
|---|---|
| 管理可能な大きさに細分化 | WBSの目的 |
| 階層的に要素分解 | WBSのやり方 |
WBSを実際に作ってみる
中小の小売業が「ECサイトを立ち上げる」場面を考えます。
第1階層

WBS(1/2)

WBS(2/2)
試験のポイント
簡単にいうと
この2つの入れ替えが定番!「横棒グラフ=ガントチャート」「折れ線グラフ=トレンドチャート」。そしてトレンドチャートは費用管理と進捗管理を同時にできるのが強みだよ。
① ガントチャート
作業開始と作業終了の予定と実績を表示した横棒グラフで、プロジェクトのスケジュールを管理するために利用する図です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| グラフの形 | 横棒グラフ |
| 表示するもの | 作業開始と作業終了の予定と実績 |
簡単にいうと
EVMSは「作業実績を金銭価値に換算する」!4つの用語——BAC・PV・AC・EV——の意味をまず押さえよう。EVが「出来高実績値」であって「かかったコスト」ではないのが一番大事だよ。
① EVMS(Earned Value Management System)とは
EVMSとは、プロジェクトにおける作業実績を金銭価値に換算して、定量的にコスト効率とスケジュール効率を評価する手法です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をするか | 作業実績を金銭価値に換算する |
| 何を評価するか | コスト効率とスケジュール効率 |
簡単にいうと
CPIとSPIはどちらも分子がEV! 分母がACならコスト、PVならスケジュール。そして1より大きければ良い状態だよ。短縮方法の「ファストトラッキング=並行」「クラッシング=資源投入」も押さえよう。
① コスト効率指数(CPI:Cost Performance Index)
CPIは、ある時点での作業の成果物を金銭換算したEVと、ある時点までに投入した実際のコストACの比率です。
CPIにより、現時点におけるコストが計画に対して予定内であるか、超過しているかを評価することができます。
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| プロジェクト全体 |
| 最下位 | 個人の1週間程度の作業(タスク) |
③ 各作業項目に設定するもの
各作業項目には、作業内容、完了基準、成果物、完了日、予算などの目標値を設定しておき、各作業項目の進捗を管理するものです。
| 設定する目標値 |
|---|
| 作業内容 |
| 完了基準 |
| 成果物 |
| 完了日 |
| 予算 |
④ WBSの効果
WBSを網羅的に作成することで、プロジェクト管理が容易になります。
| 効果 | 内容 |
|---|---|
| 作業の漏れが防げる | 網羅的に洗い出せる |
| 進捗が把握できる | タスク単位で完了を判断できる |
| 工数が見積もれる | タスクごとに積み上げられる |
| 担当が決められる | 個人に割り当てられる |
⑤ WBSの例
通販システムの開発を分解します。
| 階層 | 要素 |
|---|---|
| 第1階層 | 通販システム |
| 第2階層 | 画面、データベース、…… |
| 第3階層 | (画面の下)一覧画面、確認画面、…… |
| 第3階層 | (データベースの下)ER設計、表登録、…… |
| 第4階層 | (一覧画面の下)設計、製作、…… |
成果物をイメージしながら、要素をブレイクダウンしていく——これがWBSの作り方です。
⑥ 「成果物をイメージしながら」の意味
| よい分解 | よくない分解 |
|---|---|
| 一覧画面の設計、一覧画面の製作 | 設計、製作(何の?) |
| ER設計、表登録 | データベース作業 |
「何ができたら終わりか」が分かる単位に分ける——これが完了基準を設定できる条件です。
⑦ なぜ1週間程度なのか
| 期間 | 起きること |
|---|---|
| 1日単位 | 細かすぎて管理の手間が大きい |
| 1週間程度 | 週次の進捗確認と合う |
| 1か月以上 | 遅れに気づくのが遅い |
遅れに早く気づける粒度
| タスクの大きさ | 遅れの発見 |
|---|---|
| 1週間 | 最大1週間の遅れで気づく |
| 3か月 | 最後まで分からないこともある |
「90%終わっています」が3か月続く——大きすぎるタスクでよく起きる現象です。
⑧ 完了基準を決めておく理由
| 完了基準がないと | あると |
|---|---|
| 「だいたい終わりました」 | 「設計書がレビュー承認された」 |
| 主観で判断される | 客観的に判断できる |
進捗率の罠
| 報告 | 実態 |
|---|---|
| 「80%終わりました」 | 残り20%に80%の時間がかかることもある |
「終わったか、終わっていないか」の二択で管理する——これがタスクを小さく分ける理由でもあります。
⑨ 見積りとのつながり
前節で学んだボトムアップ法(標準タスク法)は、WBSで洗い出された作業単位ごとに工数を見積り、この合計をシステム全体の工数と考える手法でした。
| 順序 | 内容 |
|---|---|
| ① | WBSで作業を洗い出す |
| ② | 作業単位ごとに工数を見積もる(ボトムアップ法) |
| ③ | 合計してシステム全体の工数とする |
WBSは、見積りと進捗管理の両方の土台になります。
⑩ WBSがないと起きること
| 問題 | 内容 |
|---|---|
| 作業の漏れ | 後から「あれをやっていない」 |
| 担当の重複・抜け | 誰がやるか決まっていない |
| 進捗が分からない | 全体の何%か見えない |
| 見積りが粗い | 勘で出すしかない |
⑪ システム開発以外にも使える
| 場面 | 分解の例 |
|---|---|
| 店舗の新規出店 | 物件、内装、什器、採用、仕入、販促 |
| 展示会への出展 | ブース設計、展示品、配布物、人員、事後フォロー |
| 新商品の開発 | 企画、試作、テスト、包材、生産準備、販促 |
「何をやるか」を洗い出す手法として、業種を問わず使えます。
| ECサイト立ち上げ |
第2階層
| 要素 |
|---|
| サイト構築 |
| 商品登録 |
| 決済・配送の準備 |
| 運用体制の整備 |
| 販促 |
第3階層(サイト構築の下)
| 要素 |
|---|
| サービス選定 |
| デザイン |
| ページ作成 |
| 動作確認 |
第4階層(ページ作成の下)
| タスク | 担当 | 期間 | 完了基準 |
|---|---|---|---|
| トップページ作成 | 山田 | 3日 | 公開可能な状態 |
| 商品一覧ページ作成 | 山田 | 2日 | 同上 |
| 会社概要ページ作成 | 鈴木 | 1日 | 同上 |
| 特定商取引法ページ作成 | 鈴木 | 1日 | 専門家の確認済み |
洗い出して見えること
| 発見 | 内容 |
|---|---|
| 特定商取引法の表示が要る | 法的な要件を見落としていた |
| 返品対応の体制がない | 運用体制の整備に抜けがある |
| 写真撮影の作業が抜けていた | 商品登録の前工程 |
「商品登録」を分解すると
| タスク | 気づくこと |
|---|---|
| 商品写真の撮影 | 誰が撮るのか。何点あるのか |
| 商品説明文の作成 | 300点分書くのは大仕事 |
| 価格の設定 | 店頭と同じでよいのか |
| 在庫の連携 | 店頭在庫と共有するのか |
2つ目がとくに大きい
| 前提 | 工数 |
|---|---|
| 1商品30分 | 300点 × 30分 = 150時間 |
| 1人でやると | 約19日 |
分解して初めて、作業量が見える——これがWBSの価値です。
「なんとなく大変そう」から「19日かかる」へ
| 分解前 | 分解後 | |
|---|---|---|
| 見積り | 勘 | 積み上げ |
| 判断 | できない | 人を増やすか、商品を絞るか |
判断ができるようになる
| 選択肢 | 内容 |
|---|---|
| 人を増やす | パートを雇って分担する |
| 商品を絞る | まず50点で始める |
| 外注する | 説明文の作成を委託する |
| 期間を延ばす | 開始を1か月遅らせる |
WBSがないと、この判断そのものができません。
WBSを作るときのこつ
| こつ | 内容 |
|---|---|
| 成果物から考える | 「何ができるか」で分ける |
| 関係者を集めて作る | 1人では漏れる |
| 1週間を目安に分ける | 細かすぎず、粗すぎず |
| 完了基準を書く | 終わったかどうかを判断できるように |
関係者を集めて作る理由
| 立場 | 気づくこと |
|---|---|
| 現場 | 実際の作業手順 |
| 経理 | 支払いや締めのタイミング |
| 営業 | 顧客への告知 |
1人で作ると、自分の担当範囲しか見えません。
確認してみましょう
> 次の記述の正誤を判定せよ。
> a WBSの最下位層の作業は、個人の1週間程度の大きさの作業(タスク)までブレイクダウンしたものである。
> b WBSの各作業項目には、作業内容、完了基準、成果物、完了日、予算などの目標値を設定しておく。
> c WBSは、プロジェクトの進捗状況を横棒グラフで表した図である。
解答 a:○ b:○ c:×
| プロジェクトのスケジュールを管理する |
② ガントチャートの特徴
各作業の開始日と終了日や計画と実績の差異を表現しやすく、個人やグループの進捗管理に利用されます。
| 表現しやすいこと |
|---|
| 各作業の開始日と終了日 |
| 計画と実績の差異 |
③ ガントチャートの読み方
縦に作業、横に時間を取ります。
| 作業 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 作業1 | 計画 | 計画 | 計画 | ||||
| 作業1 | 実績 | 実績 | 実績 | ||||
| 作業2 | 計画 | 計画 | 計画 | ||||
| 作業3 | 計画 | 計画 | 計画 | ||||
| 作業4 | 計画 | 計画 |
計画と実績を上下に並べることで、遅れが一目で分かります。
④ 分かること/分からないこと
| 分かること | 分からないこと |
|---|---|
| どの作業がいつ始まりいつ終わるか | 費用がどれだけかかっているか |
| 計画に対して遅れているか | 作業間の依存関係(何が終わらないと次に進めないか) |
⑤ トレンドチャート
横軸に開発期間、縦軸に予算消化率をとって表した折れ線グラフで、費用管理と進捗管理を同時に行うために利用するチャートです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 横軸 | 開発期間 |
| 縦軸 | 予算消化率 |
| グラフの形 | 折れ線グラフ |
| 目的 | 費用管理と進捗管理を同時に行う |
⑥ トレンドチャートの特徴
マイルストーンの予定の位置から実績の位置に結んだ矢印の向きによって進捗と予算の差異を一目で把握できる特徴があります。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| マイルストーン | 節目となる時点(設計完了、テスト開始など) |
⑦ 矢印の向きと意味
予定の位置を始点として、実績の位置へ矢印を引きます。
| 矢印の向き | 日程 | 費用 |
|---|---|---|
| 真上 | 予定通り | 上回る |
| 右上 | 遅い | 上回る |
| 右 | 遅い | 予定通り |
| 右下 | 遅い | 下回る |
| 真下 | 予定通り | 下回る |
| 左下 | 早い | 下回る |
| 左 | 早い | 予定通り |
| 左上 | 早い | 上回る |
⑧ 矢印の読み方の原則
| 軸 | 方向 | 意味 |
|---|---|---|
| 横軸(時間) | 右へ | 遅い |
| 横軸(時間) | 左へ | 早い |
| 縦軸(予算消化率) | 上へ | 費用が上回る |
| 縦軸(予算消化率) | 下へ | 費用が下回る |
横は日程、縦は費用——この2軸で8方向を読み解きます。
⑨ 望ましい方向は
| 方向 | 状態 |
|---|---|
| 左下 | 日程は早く、費用は下回る(最も望ましい) |
| 右上 | 日程は遅く、費用は上回る(最も好ましくない) |
⑩ 2つの図の違い
令和2年度の本試験では、この2つが入れ替えて出題されました。
| ガントチャート | トレンドチャート | |
|---|---|---|
| グラフの形 | 横棒グラフ | 折れ線グラフ |
| 表すもの | 作業開始と作業終了の予定と実績 | 予算消化率の推移 |
| 目的 | スケジュールを管理する | 費用管理と進捗管理を同時に行う |
⑪ 判別のキーワード
| 選択肢の語 | 対応する図 |
|---|---|
| 横棒グラフ | ガントチャート |
| 作業開始と作業終了の予定と実績 | ガントチャート |
| 折れ線グラフ | トレンドチャート |
| 横軸に開発期間、縦軸に予算消化率 | トレンドチャート |
| 費用管理と進捗管理を同時に | トレンドチャート |
⑫ 運営管理とのつながり
ガントチャートは、運営管理の生産管理でも学ぶ道具です。
| 科目 | 使われ方 |
|---|---|
| 運営管理 | 生産スケジュールの管理 |
| 経営情報システム | プロジェクトの進捗管理 |
同じ道具が、違う場面で使われる——科目をまたいで押さえておくと効率的です。
具体例
設例 ガントチャートとトレンドチャート
> 次の記述の正誤を判定せよ。(令和2年度第18問 改題)
> c トレンドチャートは、作業開始と作業終了の予定と実績を表示した横棒グラフで、プロジェクトのスケジュールを管理するために利用するチャートである。
> d ガントチャートは、横軸に開発期間、縦軸に予算消化率をとって表した折れ線グラフで、費用管理と進捗管理を同時に行うために利用するチャートである。
解答 c:× d:×
きれいに入れ替えられている
| 選択肢 | 書かれている内容 | 本来の図 |
|---|---|---|
| c(トレンドチャート) | 横棒グラフ、スケジュール管理 | ガントチャート |
| d(ガントチャート) | 折れ線グラフ、費用管理と進捗管理 | トレンドチャート |
「横棒か、折れ線か」で判定できる
| グラフの形 | 図 |
|---|---|
| 横棒グラフ | ガントチャート |
| 折れ線グラフ | トレンドチャート |
トレンドチャートの矢印を読む練習
ある開発プロジェクトで、3か月目のマイルストーンについて矢印を引いたところ、右上を向いていました。
| 読み取り | 内容 |
|---|---|
| 横軸が右 | 日程が遅い |
| 縦軸が上 | 費用が予定を上回る |
最も好ましくない状態
| 状態 | 内容 |
|---|---|
| 遅れている | 納期に間に合わない恐れ |
| 費用が超過している | 予算を超える恐れ |
対策を考える
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| 要件を絞る | 作るものを減らす |
| 人を増やす | クラッシング(ただし費用が増える) |
| 並行して進める | ファストトラッキング |
| 納期を延ばす | 発注者と交渉 |
「右下」なら別の判断になる
| 矢印 | 読み取り | 考えること |
|---|---|---|
| 右下 | 日程は遅いが、費用は下回る | 人が足りていない可能性 |
なぜ費用が下回るのか
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 人の投入が計画より少ない | 予定した要員が集まっていない |
| 作業が進んでいない | そもそも着手していない |
「費用が下回っている=良いこと」ではない
| 見方 | 内容 |
|---|---|
| 効率的に進んでいる | 良い |
| 作業が進んでいない | 悪い |
日程と合わせて見るから判断できる——これがトレンドチャートが2軸である理由です。
「左上」の読み取り
| 矢印 | 読み取り |
|---|---|
| 左上 | 日程は早いが、費用は上回る |
| 考えられること | 内容 |
|---|---|
| 人を多く投入した | 早く進むが費用は増える |
| クラッシングを行った | 意図的な判断なら問題ない |
中小企業での使い方
大がかりなプロジェクト管理ツールがなくても、表計算ソフトで作れます。
| 図 | 作り方 |
|---|---|
| ガントチャート | セルに色を塗るだけ |
| トレンドチャート | 予算消化率を折れ線にするだけ |
ガントチャートを作るときの注意
| 注意 | 内容 |
|---|---|
| 計画と実績を並べる | 実績だけでは差が見えない |
| 作業を細かくしすぎない | 見づらくなる |
| 更新を続ける | 作って放置すると意味がない |
3つ目が最も多い失敗
| 状況 | 起きること |
|---|---|
| 最初に作って更新しない | 実態と合わなくなる |
| 誰も見なくなる | 管理されていない状態 |
週に1回、10分の更新——これを続けられる粒度で作ることが、実務のこつです。
確認してみましょう
> 次の記述の正誤を判定せよ。
> a ガントチャートは、各作業の開始日と終了日や計画と実績の差異を表現しやすい。
> b トレンドチャートでは、マイルストーンの予定の位置から実績の位置に結んだ矢印の向きによって進捗と予算の差異を把握できる。
> c トレンドチャートで矢印が真下を向いている場合、日程は予定通りで費用は予定を上回っている。
解答 a:○ b:○ c:×

進捗管理の道具と遅れへの対策
試験のポイント
| どのように |
| 定量的に |
② 規格化
EVMSは、ANSIによって規格化されたものです(複数のベンダによって規格化されたEVMも同義です)。
③ EVMSの仕組み
コスト実績(Actual Cost)と出来高実績値(Earned Value)から進捗状況を計測し、完成時総予算(Budget At Completion)との差を測ることで、コスト管理やスケジュール管理を行うものです。
④ 注意点
作業の成果物をコストに換算するため、この換算の精度が悪いと進捗度の把握に狂いが生じます。
| 前提 | 内容 |
|---|---|
| 成果物をコストに換算する | この換算の精度が重要 |
⑤ 4つの基本用語
| 略語 | 英語 | 日本語 | 意味 |
|---|---|---|---|
| BAC | Budget At Completion | 完成時総予算 | プロジェクト全体の予算 |
| PV | Planned Value | 出来高計画値(計画コスト) | ある時点でのプロジェクト当初の見積り |
| AC | Actual Cost | コスト実績値 | ある時点までに実際にかかったコストの累積値 |
| EV | Earned Value | 出来高実績値(作業実績値) | 報告時点での作業の成果物を金銭換算した金額 |
⑥ PVとEVの違いが要
| PV | EV | |
|---|---|---|
| 日本語 | 出来高計画値 | 出来高実績値 |
| 内容 | 計画では、この時点でこれだけできているはず | 実際には、これだけできている |
どちらも「出来高」を金額で表したものですが、計画か実績かが違います。
⑦ ACとEVの違い
| AC | EV | |
|---|---|---|
| 日本語 | コスト実績値 | 出来高実績値 |
| 内容 | 実際にかかったコスト | できた成果物の金銭価値 |
どちらも「実績」ですが、かけた費用か、できた価値かが違います。
⑧ 3つの値の関係を、具体例で
完成時総予算1,000万円のプロジェクトが、期間の半分を経過した時点。
| 値 | 金額 | 意味 |
|---|---|---|
| BAC | 1,000万円 | 全体の予算 |
| PV | 500万円 | 計画では半分(50%)できているはず |
| AC | 600万円 | 実際には600万円使った |
| EV | 400万円 | 実際には40%しかできていない |
この状態を言葉にすると
| 観点 | 状態 |
|---|---|
| 進捗 | 計画50%に対し実績40% → 遅れている |
| コスト | 40%の成果に600万円 → 使いすぎ |
⑨ なぜEVという考え方が必要か
ACだけを見ていると分からないこと
| 状況 | ACだけの見方 | EVを加えた見方 |
|---|---|---|
| 600万円使った | 予算1,000万円の60% | でも成果は40%分 |
「予算の60%を使った」ことと「60%できた」ことは別——この区別がEVMSの出発点です。
⑩ 金銭価値に換算する意味
| 進捗率(%)で管理 | 金額(EV)で管理 | |
|---|---|---|
| 単位 | 作業ごとにばらばら | 共通(円) |
| 合計できるか | できない | できる |
| コストと比べられるか | できない | できる |
作業の量も、かかった費用も、すべて「円」で表すから比較できる——これがEVMSの発想です。
⑪ 最終的なコスト見積り値(EAC:Estimate At Completion)
EVMSでは、最終的なコスト見積り値EACを以下の計算式によって求めることができます。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| AC | コスト実績値 |
| BAC | 完成時総予算 |
| EV | 出来高実績値 |
⑫ EACの式の意味
| 部分 | 意味 |
|---|---|
| AC | すでに使った費用 |
| BAC − EV | 残りの作業(の計画上の価値) |
| AC ÷ EV | 今までの効率の悪さ(1円の価値を作るのに何円かかっているか) |
「これまでの調子で残りも進むと、いくらかかるか」——これがEACの意味です。
⑬ AC÷EVの読み方
| AC÷EV | 意味 |
|---|---|
| 1より大きい | 予定より費用がかかっている |
| 1 | 予定どおり |
| 1より小さい | 予定より安く済んでいる |
⑭ 完成時コスト差異(VAC:Variance At Completion)
VACとは、完成時総予算に対する現時点での完成時のコスト差異を示す指標です。
| VAC | 意味 |
|---|---|
| プラス | 予算内に収まる見込み |
| マイナス | 予算を超過する見込み |
具体例
設例1 EACの計算
> A社では、BAC(完成時総予算)が1,000万円の情報システム開発プロジェクトが進行中である。プロジェクト期間のちょうど半分が経過した時点での進捗を把握したところ、AC(コスト実績値)が600万円、PV(出来高計画値)が500万円、EV(出来高実績値)が400万円であった。
> このままのコスト効率でプロジェクトが進んでいくと、プロジェクトが完了した時にどれくらいのコスト(EAC)がかかるか求めよ。(令和6年度第21問 改題)
解答 EAC:1,500万円
計算の流れを追う
| 手順 | 計算 | 意味 |
|---|---|---|
| ① | BAC − EV = 1,000 − 400 = 600 | 残りの作業の価値は600万円分 |
| ② | AC ÷ EV = 600 ÷ 400 = 1.5 | 1円の価値を作るのに1.5円かかっている |
| ③ | 600 × 1.5 = 900 | 残りには900万円かかる見込み |
| ④ | 600 + 900 = 1,500 | 合計1,500万円 |
結果の意味
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 当初予算(BAC) | 1,000万円 |
| 完成時の見込み(EAC) | 1,500万円 |
| 完成時コスト差異(VAC) | 1,000 − 1,500 = −500万円 |
500万円の超過見込み——早い段階でこれが分かるのが、EVMSの価値です。
注意:PVは使わない
| 値 | EACの計算で使うか |
|---|---|
| AC | 使う |
| BAC | 使う |
| EV | 使う |
| PV | 使わない |
PVは、スケジュール効率指数(SPI)を求めるときに使います。問題文にPVが書かれていても、EACの計算では使いません。
設例2 4つのプロジェクトの比較
> ある中小企業では、完成時総予算が1,080万円で、期間が半年の4つのプロジェクトA、B、C、Dが実施されている。プロジェクト期間がちょうど半分を経過した時点で、各プロジェクトの進捗をまとめたところ、次の表が得られた。(令和7年度第23問)
(単位:万円)
| プロジェクト | A | B | C | D |
|---|---|---|---|---|
| 完成時総予算(BAC) | 1,080 | 1,080 | 1,080 | 1,080 |
| 出来高計画値(PV) | 432 | 450 | 480 | 500 |
| コスト実績値(AC) | 600 | 400 | 512 |
> このままのコスト効率でプロジェクトが進んでいくとすると、プロジェクト完了時の総コストは、いくらになると予測されるか。予測される総コストを小さい順に並べよ。
解答 B、C、D、A
プロジェクトA
| プロジェクト | EAC | 順位 |
|---|---|---|
| B | 1,000万円 | 1 |
| C | 1,024万円 | 2 |
| D | 1,152万円 | 3 |
| A | 1,200万円 | 4 |
予測される総コストはB、C、D、Aの順で小さい。
計算を速くするこつ
| こつ | 内容 |
|---|---|
| 約分を先にする | 540/540=1、512/540はそのまま |
| Cは特殊 | BAC−EV=540、分母も540なので約分で512がそのまま残る |
プロジェクトCの計算が最も速い
分母と分子の540が消える——出題者はこうした数値を意図的に選んでいます。
4つとも同じBACである意味
| 条件 | 効果 |
|---|---|
| BACが同じ | 効率の違いだけで差がつく |
AC÷EVを比べれば、順序が分かる
| プロジェクト | AC÷EV | 効率 |
|---|---|---|
| A | 600/540 = 1.111 | 最も悪い |
| B | 400/432 = 0.926 | 最も良い |
| C | 512/540 = 0.948 | 2番目に良い |
| D | 512/480 = 1.067 | 3番目 |
効率の良い順:B、C、D、A——EACの順序と一致します。
ただし、完全には一致しないこともある
| 条件 | 順序が一致するか |
|---|---|
| BACが同じ | EVの違いがあるので厳密には計算が必要 |
試験では、必ず式で計算するのが安全です。
確認してみましょう
> 次の記述の正誤を判定せよ。
> a EVMSとは、プロジェクトにおける作業実績を金銭価値に換算して、定量的にコスト効率とスケジュール効率を評価する手法である。
> b EV(出来高実績値)とは、ある時点までに実際にかかったコストの累積値のことである。
> c VAC(完成時コスト差異)は、BACからEACを引いて求める。
解答 a:○ b:× c:○

EVMS
試験のポイント
② CPIの意味
| CPI | 意味 |
|---|---|
| CPI > 1 | 現時点で、計画を下回るコストで進捗している |
| CPI = 1 | 現時点で、計画どおりのコストで進捗している |
| CPI < 1 | 現時点で、計画を超過したコストで進捗している |
③ スケジュール効率指数(SPI:Schedule Performance Index)
SPIは、EVと、ある時点でのプロジェクト当初の見積りであるPV(Planned Value:出来高計画値(計画コスト))の比率です。
SPIにより、現時点における進捗が計画に対して前倒しであるか、遅延しているかを評価することができます。
④ SPIの意味
| SPI | 意味 |
|---|---|
| SPI > 1 | 現時点で、計画より前倒しで進捗している |
| SPI = 1 | 現時点で、計画どおりに進捗している |
| SPI < 1 | 現時点で、計画より遅延して進捗している |
⑤ 2つの式を並べる
| 指標 | 式 | 何を見るか |
|---|---|---|
| CPI | EV ÷ AC | コスト |
| SPI | EV ÷ PV | スケジュール |
共通点と違い
| 共通 | 違い | |
|---|---|---|
| 分子 | どちらもEV | — |
| 分母 | — | CPIはAC、SPIはPV |
⑥ 覚え方
| 分母 | 何と比べているか | 指標 |
|---|---|---|
| AC(コスト実績値) | 実際に使ったお金 | CPI(コスト) |
| PV(出来高計画値) | 計画上の出来高 | SPI(スケジュール) |
「Cost」のCPIは、Costと比べる——名前と分母が対応しています。
⑦ どちらも「1より大きければ良い」
| 指標 | 1より大きい | 1より小さい |
|---|---|---|
| CPI | 計画を下回るコスト(良い) | 計画を超過したコスト(悪い) |
| SPI | 計画より前倒し(良い) | 計画より遅延(悪い) |
⑧ 4つの組み合わせ
| CPI | SPI | 状態 |
|---|---|---|
| >1 | >1 | 予算内、前倒し(最良) |
| >1 | <1 | 予算内だが遅れている |
| <1 | >1 | 前倒しだが予算超過 |
| <1 | <1 | 予算超過、遅延(最悪) |
トレンドチャートの矢印と対応する
| CPI・SPI | トレンドチャートの矢印 |
|---|---|
| CPI<1、SPI<1 | 右上(遅い、費用が上回る) |
| CPI>1、SPI>1 | 左下(早い、費用が下回る) |
⑨ スケジュールの短縮方法
プロジェクト管理において、スケジュールの短縮はコスト削減や納期遅れを防ぐために有効です。
そのため、効率的で実行可能なスケジュールの短縮が求められます。
⑩ ファストトラッキング(Fast Tracking)
順次行う予定のアクティビティを並行して実行することにより作業期間を短縮することです。
たとえば、設計と開発のフェーズがあるプロジェクトでは、通常は設計が完了してから開発に移る必要がありますが、ファストトラッキングでは、設計が一部完了した時点で開発を始めること(並行して遂行すること)で、プロジェクトの作業期間を短縮することです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| やること | 順次行う予定のアクティビティを並行して実行する |
| 例 | 設計が一部完了した時点で開発を始める |
⑪ クラッシング(Crashing)
クリティカルパス上のアクティビティに資源を投入して作業期間を短縮することです。
たとえば、プロジェクトの重要なフェーズ(クリティカルパスなど)が遅れている場合、追加の人員を割り当てたりして、その重要なフェーズの所要時間を短縮し、全体スケジュールを短縮します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| やること | クリティカルパス上のアクティビティに資源を投入する |
| 例 | 追加の人員を割り当てる |
⑫ クリティカルパスとは
運営管理のPERTで学ぶ用語です。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| クリティカルパス | 全体の所要期間を決めている経路(余裕のない経路) |
なぜクリティカルパスに投入するのか
| 投入先 | 効果 |
|---|---|
| クリティカルパス上 | 全体の期間が短くなる |
| それ以外 | 全体の期間は変わらない |
余裕のある作業を早く終えても、全体は縮まない——これがクリティカルパスの考え方です。
⑬ 2つの短縮方法の比較
| ファストトラッキング | クラッシング | |
|---|---|---|
| やること | 並行して実行する | 資源を投入する |
| 追加費用 | 原則かからない | かかる(人員追加など) |
| リスク | 手戻りが起きうる | 費用が増える |
⑭ ファストトラッキングのリスク
| リスク | 内容 |
|---|---|
| 手戻り | 設計が変わると、作った分が無駄になる |
| 品質低下 | 確認が不十分なまま進む |
⑮ クラッシングのリスク
| リスク | 内容 |
|---|---|
| 費用が増える | 人員を追加すれば人件費が増える |
| 効果が頭打ちになる | 人を増やしても比例して早くはならない |
人月の神話
| 誤解 | 実際 |
|---|---|
| 人を2倍にすれば期間は半分 | 教育と調整の手間が増え、比例しない |
| 遅れているプロジェクトに人を足せば戻せる | かえって遅れることもある |
判別のキーワード
| 選択肢の語 | 対応する手法 |
|---|---|
| 並行して実行する | ファストトラッキング |
| 資源を投入する、追加の人員 | クラッシング |
具体例
設例1 CPIとSPIの計算
> PVが1,200万円、ACが800万円、EVが600万円である。このとき、コスト効率指数(CPI)とスケジュール効率指数(SPI)を求めよ。(令和4年度第19問 改題)
解答 CPI:0.75 SPI:0.5
結果の読み取り
| 指標 | 値 | 状態 |
|---|---|---|
| CPI | 0.75(<1) | 計画を超過したコストで進捗している |
| SPI | 0.5(<1) | 計画より遅延して進捗している |
最も悪い状態
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| コスト | 600万円分の成果に800万円使った |
| 進捗 | 計画1,200万円分に対し600万円分しかできていない |
言い換えると
| 表現 | 内容 |
|---|---|
| 進捗は計画の半分 | SPI=0.5 |
| 費用の効率は75% | CPI=0.75 |
設例2 CPIとSPIの定義
> 次の記述の正誤を判定せよ。(令和5年度第20問 改題)
> ア CPI(コスト効率指数)とは、実コストが計画コストより多いか少ないかを見る指標で、PV(出来高計画値)をAC(コスト実績値)で除して算出する。
> イ EV(出来高実績値)とは、ある時点までに実際にかかったコストの累積値のことである。
> ウ SPI(スケジュール効率指数)とは、スケジュールの進捗具合を示す指標で、EV(出来高実績値)をPV(出来高計画値)で除して算出する。
解答 ア:× イ:× ウ:○
アの誤りに注意
| 正しい | 選択肢 | |
|---|---|---|
| CPIの分子 | EV | PV |
分子は必ずEV
| 指標 | 分子 | 分母 |
|---|---|---|
| CPI | EV | AC |
| SPI | EV | PV |
「分子はどちらもEV」と覚えておけば、アのような誤りに気づけます。
イの誤りに注意
| 用語 | 正しい内容 |
|---|---|
| EV(出来高実績値) | 報告時点での作業の成果物を金銭換算した金額 |
| AC(コスト実績値) | ある時点までに実際にかかったコストの累積値 |
どちらも「実績」なので混同しやすい
| 何の実績か | |
|---|---|
| EV | できた成果の実績(価値) |
| AC | かけた費用の実績(コスト) |
EVMSを中小企業のプロジェクトで使う
システム開発に限らず、期間と予算のあるプロジェクトなら応用できます。
例:新店舗の出店(予算3,000万円、期間6か月)
3か月経過時点。
| 値 | 金額 | 内容 |
|---|---|---|
| BAC | 3,000万円 | 総予算 |
| PV | 1,500万円 | 計画では半分終わっているはず |
| AC | 1,800万円 | 実際に使った金額 |
| EV | 1,200万円 | 実際にできている分(工事の出来高など) |
指標を計算する
| 指標 | 状態 |
|---|---|
| CPI=0.67 | 費用効率が悪い |
| SPI=0.8 | 2割遅れている |
| EAC=4,500万円 | 予算3,000万円を1,500万円超過する見込み |
この時点で判断できること
| 選択肢 | 内容 |
|---|---|
| 仕様を落とす | 内装のグレードを下げる |
| 追加予算を確保する | 資金計画を見直す |
| 中止する | 損失を確定させる |
早い段階で数字が出るから、判断できる——これがEVMSの実務的な価値です。
「完成してみたら予算オーバー」を避ける
| EVMSなし | EVMSあり | |
|---|---|---|
| 超過に気づく時期 | 完成時 | 早い段階 |
| 取れる対策 | ない | ある |
スケジュール短縮の判断
遅れが出たとき、どちらを選ぶかを考えます。
| 状況 | 選ぶべき手法 |
|---|---|
| 予算に余裕がある | クラッシング(人を増やす) |
| 予算に余裕がない | ファストトラッキング(並行して進める) |
| 手戻りが許されない | クラッシング |
| 要件が固まっている | ファストトラッキング |
両方できないこともある
| 制約 | 内容 |
|---|---|
| 人が確保できない | クラッシングができない |
| 要件が固まっていない | ファストトラッキングは危険 |
そのときは、作るものを減らす
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| スコープを縮小する | 第1段階で出す機能を絞る |
| 段階的にリリースする | 後の段階に回す |
アジャイル開発の「優先順位を見直す」という発想が、ここで生きてきます。
確認してみましょう
> 次の記述の正誤を判定せよ。
> a CPIが1より大きい場合、現時点で計画を下回るコストで進捗している。
> b ファストトラッキングとは、クリティカルパス上のアクティビティに資源を投入して作業期間を短縮することである。
> c SPIが1より小さい場合、現時点で計画より遅延して進捗している。
解答 a:○ b:× c:○

CPI・SPIとスケジュールの短縮方法(1/2)

CPI・SPIとスケジュールの短縮方法(2/2)
試験のポイント
プレミアムプラン
¥9,800〜/ 買い切り・自動更新なし(税込)
決済はStripe(世界最高水準・PCI-DSS準拠)で安全に処理されます。カード情報は当サービスに保存されません。
| 出来高実績値(EV) | 540 | 432 | 540 | 480 |
プロジェクトB
プロジェクトC
プロジェクトD
結果
読み取り