製品戦略
この節の解説動画はプレミアム限定です。プレミアムなら全科目・全節が見放題!
プレミアムで見るサービスマーケティングとは、無形財であるサービスを対象とするマーケティングです。サービス財ならではの特性をふまえたマーケティング対応が必要になります。ここではサービスマーケティングの7P、サービスの5つの特性、サービス・プロフィット・チェーンなどについて学びましょう。
簡単にいうと
有形財の4Pに3つのPを加えた7Pと、サービス特有の5つの特性を理解しましょう!
サービス(無形財)におけるマーケティングでは、有形財のマーケティングの4P(Product、Price、Place、Promotion)に加え、人(Personnel/People)、業務プロセス・販売プロセス(Process)、物的証拠(Physical Evidence)の3つのPを加えた7P(7Ps)を考慮するとされます。
人とはサービス提供者、顧客、他の顧客の3つを指し、サービス提供者の態度や行動は顧客の知覚に強い影響を与えます。プロセスとはサービスが提供され消費される間の手続きや仕組みのことです。物的証拠とはサービスに関連するあらゆる有形要素のことであり、サービス・スケープ(施設の外観デザインや看板、インテリアや設備機材)とその他有形物(パンフレットや名刺、従業員のユニフォームやウェブページなど)に整理できます。
サービス(無形財)には5つの特性があります。無形性(形がなく目で見たり触れたりすることができない)、品質の変動性(非均一性:誰がいつ提供するかによって品質が異なる)、不可分性(提供する側とされる側が必ずその場にいなければならず生産と消費が同時に行われる)、消滅性(非貯蔵性:在庫をもつことができない)、需要の変動性(季節や時間帯などによって需要がかなり変動する)です。
具体例
美容室のサービスは「無形性」(髪を切ってもらうまで品質がわからない)と「不可分性」(美容師と顧客が同じ場所にいる必要がある)を持ちます。

サービス・トライアングル
試験のポイント
簡単にいうと
従業員満足→顧客満足→企業利益の好循環がサービス・プロフィット・チェーンです。サーブクォルや真実の瞬間も大事な概念です!
サービス・プロフィット・チェーンとは、ヘスケットやサッサーらによって示されたフレームワークで、サービス業における従業員満足(ES)、顧客満足(CS)、企業利益といった要素の因果関係を示したものです。従業員満足度を向上させることでサービス水準を高め、そのことが顧客満足度や顧客ロイヤルティの向上につながり、企業利益を高めるとしています。さらに生み出した利益によって従業員満足度をさらに向上させるという好循環を生み出すものです。
サービスマーケティングの体系には、インターナルマーケティング(企業が従業員に対して行うマーケティング)、インタラクティブマーケティング(サービス提供者が顧客に対して行うマーケティング)、エクスターナルマーケティング(企業が顧客に対して行う4Pを中心としたマーケティング)の3つがあります。
サーブクォル(SERVQUAL)はサービス品質の測定尺度であり、サービスとクオリティを合成した造語です。信頼性、反応性、確実性、有形性、共感性という5つの次元に基づいた項目で測定されます。
真実の瞬間とは、スカンジナビア航空のヤン・カールソンが提唱したもので、旅行客が従業員と接する時間は平均約15秒という短い時間であり、その短い時間における対応がそのサービスに対する顧客の評価を決めるということです。
具体例
ディズニーランドではキャスト(従業員)の教育に力を入れ(インターナルマーケティング)、キャストが笑顔でゲストに接し(インタラクティブマーケティング)、CMやウェブで集客する(エクスターナルマーケティング)という3つのマーケティングが機能しています。

動画・テキスト・過去問・AI添削まですべて網羅!
予備校代の1/10以下で、独学の不安をまるごと解決できます
サービス・プロフィット・チェーン
試験のポイント
プレミアムプラン
¥14,800/ 購入日から1年間有効(税込)
決済はStripe(世界最高水準・PCI-DSS準拠)で安全に処理されます。カード情報は当サービスに保存されません。