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テキスト/運営管理/国際標準の識別コード

国際標準の識別コード

第4章 販売流通情報システム

商品や物流の管理には国際的に標準化された識別コードが不可欠です。JANコード、ITFコード、GS1-128、QRコードなど、各コードの特徴と用途を理解しましょう。

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各種識別コードの体系

簡単にいうと

簡単にいうと、商品のバーコードにはいろいろな種類があり、「商品1個ずつに付けるコード(JAN)」「段ボール箱に付けるコード(ITF)」「物流情報を詳しく入れるコード(GS1-128)」などを使い分けています。

小売・流通業界で使用される主な識別コードは以下のとおりです。

コード用途特徴
JANコード個品(消費者購入単位)日本の商品識別コード。標準タイプ13桁短縮タイプ8桁がある。国際的にはEAN(European Article Number)と同じ体系
ITFコード集合包装(段ボール箱単位)JANコードを元にした14桁のコード。物流段階で段ボール箱を識別するのに使用
GS1-128(旧UCC/EAN-128)物流・受発注管理ロット番号、賞味期限、製造日など多様な情報を表現可能。1次元バーコードだが情報量が多い
QRコード多目的2次元コードであり、1次元バーコードよりも大量の情報を格納可能。高速読取り、汚れへの耐性(誤り訂正機能)が特徴

JANコード13桁の構成

  • GS1事業者コード(国コード+メーカーコード):7桁または9桁
  • 商品アイテムコード:3桁または5桁
  • チェックデジット:1桁

日本のGS1事業者コードの国コードは49または45で始まります。

ソースマーキング(メーカーが製造段階でバーコードを印刷)とインストアマーキング(小売店が独自にバーコードを付与)の区別も重要です。インストアマーキングは生鮮食品や惣菜など、メーカーがバーコードを付けられない商品に使用されます。

具体例

スーパーのレジで読み取るのは個品のJANコード(13桁)、バックヤードで段ボールを管理するのはITFコード(14桁)、物流センターで賞味期限やロットを管理するのはGS1-128と、流通段階ごとに異なるコードが活用されています。

コード
桁数/種類
用途
JANコード
13桁/8桁
個品識別(消費者購入単位)
ITFコード
14桁
集合包装識別(段ボール単位)
GS1-128
可変長
物流管理(ロット・賞味期限等)
QRコード
2次元
多目的(大容量情報格納)

試験のポイント

  • JANコードは13桁(標準)と8桁(短縮)、ITFコードは14桁の桁数を覚えましょう
  • 日本のJANコードの国コードは49または45です
  • ソースマーキング(メーカー印刷)とインストアマーキング(店舗独自)の違いを区別しましょう
  • QRコードは2次元コードで情報量が多く、誤り訂正機能を持つ
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PLU方式とGTINの体系

簡単にいうと

簡単にいうと、商品バーコードの中に価格情報を含めるかどうかで「PLU方式」と「NonPLU方式」に分かれます。GTINは世界共通の商品識別番号の仕組みで、桁数によって4種類あります。

GTIN(Global Trade Item Number)は、GS1が管理する国際的な商品識別番号の総称で、桁数に応じて4種類存在します。

種類桁数主な用途
GTIN-88桁小型商品用の短縮コード
GTIN-1212桁北米で使用されるUPCコード
GTIN-1313桁日本を含む国際標準のJANコード
GTIN-1414桁集合包装(ケース・ダース単位)用

POSレジでの価格参照方式は2通りあります。

PLU(Price Look Up)方式:バーコードには商品コードのみが記録されており、価格情報は含まれていません。レジでスキャンするとストアコントローラ(店舗サーバー)から価格を参照します。加工食品や日用品など、定価販売される商品に使用されます。

NonPLU方式:バーコード自体に価格情報を含む方式です。生鮮品・惣菜・量り売り商品など、個品ごとに価格が異なる商品で使用されます。インストアマーキングとも呼ばれます。

集合包装用商品コード(GTIN-14)は、ケース単位での物流管理に使用されます。構造はインジケータ(1~8の数字)+GTIN-13の下位12桁+チェックデジットで、インジケータによって同一商品の異なる包装単位(6本入り/12本入り等)を区別できます。

具体例

スーパーの鮮魚コーナーで計量・パック詰めされた刺身は、NonPLU方式のインストアマーキングで個別の重量と価格がバーコードに含まれます。一方、缶ビールはPLU方式で、バーコードには商品コードのみが入り、価格はストアコントローラから取得します。

方式
価格情報
主な対象商品
PLU方式
バーコードに含まない(ストアコントローラ参照)
加工食品・日用品等の定価商品
NonPLU方式
バーコードに含む
生鮮品・惣菜・量り売り商品

試験のポイント

  • GTINの4種類(8/12/13/14桁)の用途の違いを整理しましょう
  • PLU方式とNonPLU方式の違い(価格情報を含むか否か)は頻出です
  • GTIN-14のインジケータの役割を理解しましょう
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電子タグ(RFID)とGS1標準

簡単にいうと

簡単にいうと、RFIDは電波で商品タグを読み取る技術で、バーコードと違って離れた場所から一度に複数の商品を読み取れるのが最大の強みです。GS1が定める各種コード体系と組み合わせることで、商品の追跡管理が高度化します。

RFID(Radio Frequency IDentification)は、電波を利用して非接触でICタグ(電子タグ)のデータを読み書きする自動認識技術です。

ICタグの主な特徴は以下の5つです。

1. 小型・軽量:商品に貼付しても邪魔にならない

2. 低コスト化が進行:大量生産により単価が下がっている

3. トレース可能:製造から販売までの履歴を追跡できる

4. 遠隔読み書き:離れた場所からでもデータの読み取り・書き込みが可能

5. 複数同時読取り:多数のタグを一括でスキャンできる(バーコードとの最大の違い)

GS1が管理する電子タグ関連の識別コードは以下のとおりです。

コード内容
EPC(Electronic Product Code)GS1が管理する電子タグ用の識別コード体系
SGTIN(Serialized GTIN)GTINにシリアル番号を付加し、個品単位でのトレーサビリティを実現するコード
GLN(Global Location Number)企業の事業所や届け先を識別する13桁のロケーションコード

GS1アプリケーション識別子(AI)は、バーコードに含まれるデータの種類を示す2~4桁の数字です。

AIデータの種類
01GTIN(商品識別番号)
10ロット番号
11製造日
15賞味期限
17消費期限

具体例

アパレル業界では、商品タグにRFIDを埋め込むことで、入荷検品時にダンボールを開封せず一括でスキャンしたり、棚卸しを数分で完了させたりすることが可能になっています。SGTINにより1着ごとの個品管理もできます。

RFIDの仕組みフロー図とEPCの構造

電子タグ(RFID)の仕組みとEPC

試験のポイント

  • RFIDの5つの特徴、特に「複数同時読取り」がバーコードとの最大の違いである点を覚えましょう
  • EPC・SGTIN・GLNの違いと役割を整理しましょう
  • GS1アプリケーション識別子(AI)の主要番号(01/10/11/15/17)は暗記が求められます
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PLU方式とGTINの体系

簡単にいうと

簡単にいうと、商品バーコードの中に価格情報を含めるかどうかで「PLU方式」と「NonPLU方式」に分かれます。GTINは世界共通の商品識別番号の仕組みで、桁数によって4種類あります。

GTIN(Global Trade Item Number)は、GS1が管理する国際的な商品識別番号の総称で、桁数に応じて4種類存在します。

種類桁数主な用途
GTIN-88桁小型商品用の短縮コード
GTIN-1212桁北米で使用されるUPCコード
GTIN-1313桁日本を含む国際標準のJANコード
GTIN-1414桁集合包装(ケース・ダース単位)用

POSレジでの価格参照方式は2通りあります。

PLU(Price Look Up)方式:バーコードには商品コードのみが記録されており、価格情報は含まれていません。レジでスキャンするとストアコントローラ(店舗サーバー)から価格を参照します。加工食品や日用品など、定価販売される商品に使用されます。

NonPLU方式:バーコード自体に価格情報を含む方式です。生鮮品・惣菜・量り売り商品など、個品ごとに価格が異なる商品で使用されます。インストアマーキングとも呼ばれます。

集合包装用商品コード(GTIN-14)は、ケース単位での物流管理に使用されます。構造はインジケータ(1~8の数字)+GTIN-13の下位12桁+チェックデジットで、インジケータによって同一商品の異なる包装単位(6本入り/12本入り等)を区別できます。

具体例

スーパーの鮮魚コーナーで計量・パック詰めされた刺身は、NonPLU方式のインストアマーキングで個別の重量と価格がバーコードに含まれます。一方、缶ビールはPLU方式で、バーコードには商品コードのみが入り、価格はストアコントローラから取得します。

方式
価格情報
主な対象商品
PLU方式
バーコードに含まない(ストアコントローラ参照)
加工食品・日用品等の定価商品
NonPLU方式
バーコードに含む
生鮮品・惣菜・量り売り商品

試験のポイント

  • GTINの4種類(8/12/13/14桁)の用途の違いを整理しましょう
  • PLU方式とNonPLU方式の違い(価格情報を含むか否か)は頻出です
  • GTIN-14のインジケータの役割を理解しましょう
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電子タグ(RFID)とGS1標準

簡単にいうと

簡単にいうと、RFIDは電波で商品タグを読み取る技術で、バーコードと違って離れた場所から一度に複数の商品を読み取れるのが最大の強みです。GS1が定める各種コード体系と組み合わせることで、商品の追跡管理が高度化します。

RFID(Radio Frequency IDentification)は、電波を利用して非接触でICタグ(電子タグ)のデータを読み書きする自動認識技術です。

ICタグの主な特徴は以下の5つです。

1. 小型・軽量:商品に貼付しても邪魔にならない

2. 低コスト化が進行:大量生産により単価が下がっている

3. トレース可能:製造から販売までの履歴を追跡できる

4. 遠隔読み書き:離れた場所からでもデータの読み取り・書き込みが可能

5. 複数同時読取り:多数のタグを一括でスキャンできる(バーコードとの最大の違い)

GS1が管理する電子タグ関連の識別コードは以下のとおりです。

コード内容
EPC(Electronic Product Code)GS1が管理する電子タグ用の識別コード体系
SGTIN(Serialized GTIN)GTINにシリアル番号を付加し、個品単位でのトレーサビリティを実現するコード
GLN(Global Location Number)企業の事業所や届け先を識別する13桁のロケーションコード

GS1アプリケーション識別子(AI)は、バーコードに含まれるデータの種類を示す2~4桁の数字です。

AIデータの種類
01GTIN(商品識別番号)
10ロット番号
11製造日
15賞味期限
17消費期限

具体例

アパレル業界では、商品タグにRFIDを埋め込むことで、入荷検品時にダンボールを開封せず一括でスキャンしたり、棚卸しを数分で完了させたりすることが可能になっています。SGTINにより1着ごとの個品管理もできます。

試験のポイント

  • RFIDの5つの特徴、特に「複数同時読取り」がバーコードとの最大の違いである点を覚えましょう
  • EPC・SGTIN・GLNの違いと役割を整理しましょう
  • GS1アプリケーション識別子(AI)の主要番号(01/10/11/15/17)は暗記が求められます

まとめ

テーマ
ポイント
注意点
識別コード
JAN・ITF・GS1-128・QRコードの使い分け
桁数と用途の対応、ソースvsインストアマーキング
PLU方式とGTIN
PLU=価格なし/NonPLU=価格あり、GTINは4種類(8/12/13/14桁)
GTIN-14のインジケータの役割を理解する
RFID・GS1標準
ICタグの5特徴(特に複数同時読取り)、EPC/SGTIN/GLN
AI(アプリケーション識別子)の主要番号を暗記
PLU方式とGTIN
PLU=価格なし/NonPLU=価格あり、GTINは4種類(8/12/13/14桁)
GTIN-14のインジケータの役割を理解する
RFID・GS1標準
ICタグの5特徴(特に複数同時読取り)、EPC/SGTIN/GLN
AI(アプリケーション識別子)の主要番号を暗記

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