ロゴ

ABC分析

第5章 物の管理

ABC分析は、在庫品目を重要度に応じてA・B・Cの3グループに分類し、それぞれに適した管理方法を適用する手法です。パレートの法則(80対20の法則)を在庫管理に応用したもので、限られた管理リソースを重要品目に集中するための考え方です。

1

ABC分析の手法

簡単にいうと

簡単にいうと、ABC分析は「売上や使用金額の大きい順に品目を並べて、上位の重要品目(A)に手間をかけ、下位の品目(C)は簡単に管理する」方法です。

ABC分析は、品目ごとの年間使用金額(または売上高)を大きい順に並べ、累積構成比を計算してA・B・Cの3グループに分類する手法です。

パレートの法則(別名:80対20の法則)に基づき、少数の品目が全体の大部分の金額を占めるという傾向を利用します。

分類金額累積構成比品目数構成比管理方針
A品目上位約70-80%約10-20%厳密な管理(定期発注方式)
B品目次の約15-20%約20-30%中程度の管理
C品目残りの約5-10%約50-70%簡易な管理(定量発注・ダブルビン)

ABC曲線(パレート曲線)は、横軸に品目(金額の大きい順)、縦軸に累積金額構成比をプロットした曲線です。A品目の部分は急勾配、C品目の部分は緩勾配になります。

分析の手順:

1. 品目ごとの年間使用金額(=単価×使用量)を計算する

2. 金額の大きい順に並べ替える

3. 累積金額と累積構成比を計算する

4. ABC曲線をプロットしてA/B/Cの境界を決定する

具体例

部品100種類のABC分析を行ったところ、上位10種類(A品目)で年間使用金額の75%を占め、次の20種類(B品目)で20%、残り70種類(C品目)で5%でした。A品目は週次で在庫確認する定期発注方式、C品目はダブルビン方式で管理することにしました。

品目数累計と累計金額のパレート曲線でABC3分類を示すグラフ

ABC分析のパレート曲線

試験のポイント

  • パレートの法則(上位20%の品目が金額の80%を占める)を理解しましょう
  • A品目→定期発注方式、C品目→定量発注方式(ダブルビン含む)の対応を覚えましょう
  • ABC分析の計算手順(金額計算→降順ソート→累積構成比→分類)を実行できるようにしましょう

まとめ

テーマ
ポイント
注意点
ABC分析
パレートの法則に基づく品目分類
金額ベースの分析であることに注意
A品目
品目数少・金額大→厳密管理
定期発注方式が適する
C品目
品目数多・金額小→簡易管理
定量発注・ダブルビン方式が適する

独学で診断士合格を目指すなら

過去問演習・AI添削・テキストPDFまで

すべて揃ったプレミアムプランで合格を掴む!

予備校代の1/10以下で、独学の不安をまるごと解決

  • 📝1次試験 過去問演習(全7科目・年度別)無制限プレミアム限定
  • 🤖2次試験 AI添削(事例I〜IV・無制限)最適なフィードバックで実力アッププレミアム限定
  • 📄科目別テキストPDFダウンロード。印刷して好きな使い方で学習できるプレミアム限定
  • 🔖ブックマーク機能で苦手分野・何度も確認したい部分を管理プレミアム限定
  • 📊学習記録・成績管理で自分の進捗を可視化プレミアム限定

プレミアムプラン

¥9,800(税込)

買い切り

自動更新なし / 1年間有効

決済は Stripe(PCI-DSS準拠)で安全に処理されます。カード情報は当サービスに保存されません。