物流センターの機能
第3章 物流・輸配送管理
物流センター内では入荷から出荷まで一連の作業が流れ作業で行われます。特にピッキング方式の違いは効率性に大きく影響するため、試験でもよく出題されます。
物流センターの基本作業とピッキング方式
簡単にいうと
簡単にいうと、物流センターでは「入荷→検品→保管→ピッキング→仕分け→検品→出荷」という流れで作業が進みます。商品を棚から集める「ピッキング」のやり方に大きく2つの方式があります。
物流センターの基本的な作業フローは以下のとおりです。
入荷 → 検品 → 保管 → ピッキング → 仕分け → 出荷検品 → 出荷
この中で特に重要なピッキング方式は2つあります。
| 方式 | 別名 | 内容 |
|---|---|---|
| 摘み取り方式 | オーダーピッキング | 出荷先(注文)ごとに、倉庫内を回って必要な商品を集める方式 |
| 種まき方式 | トータルピッキング | まず商品ごとに必要数をまとめて取り出し(トータルピッキング)、次に出荷先ごとに仕分ける方式 |
摘み取り方式は出荷先の数が少ない場合に適し、作業が単純で間違いが起きにくい利点があります。種まき方式は出荷先が多く共通商品が多い場合に効率的であり、倉庫内の歩行距離を短縮できます。
また、近年はデジタルピッキング(棚にランプを付けて取り出し位置を指示するシステム)や、ロボットピッキング(自動搬送ロボットの活用)も導入が進んでいます。
具体例
出荷先が3店舗、取扱商品が100種類の場合、摘み取り方式では3回倉庫を巡回します。種まき方式では1回の巡回で100種類の商品を必要総数分だけ集め、その後3店舗分に仕分けます。出荷先が多い場合は種まき方式の方が効率的です。
試験のポイント
- ・摘み取り方式=注文ごとに集める、種まき方式=まとめて集めて後から仕分ける
- ・出荷先が少ない→摘み取り、出荷先が多い→種まきが効率的
- ・デジタルピッキングはピッキング精度の向上に寄与する技術です
一括物流と物流センターの3タイプ
簡単にいうと
簡単にいうと、たくさんのメーカーや卸から届く商品をいったん物流センターに集め、各店舗向けに仕分けてまとめて配送するのが一括物流です。物流センターには在庫を持つ・持たない・加工する、の3タイプがあります。
一括物流とは、複数のメーカーや卸売業者からの商品を物流センターに集約し、小売店舗ごとに仕分けて一括配送する方式です。店舗への納品回数・車両台数を削減し、物流コストの効率化と店舗の検品作業の軽減を実現します。
物流センターは機能に応じて3つのタイプに分類されます。
| タイプ | 名称 | 特徴 |
|---|---|---|
| DC(Distribution Center) | 在庫型センター | 商品を在庫として保管し、注文に応じて出荷。在庫管理コストがかかるが、欠品リスクを低減 |
| TC(Transfer Center) | 通過型センター | 在庫を持たず、入荷した商品を即座に店舗別に仕分けて出荷。在庫コスト不要だが即時対応力が求められる |
| PC(Process Center) | 加工型センター | 値札貼付・小分け包装・カット等の流通加工を行うセンター。店舗のバックヤード作業を集約 |
仕分けの方式は2つあります。
- ベンダー仕分型:メーカーや卸が出荷時に店舗別に仕分けて納品する方式
- センター仕分型:物流センターで店舗別に仕分けを行う方式
物流の情報化を支える仕組みとして以下があります。
- SCMラベル:出荷ケースに貼付するバーコードラベルで、GTIN-14にロット情報等を付加
- ASN(Advanced Shipping Notice/事前出荷明細):納品前にEDI等で送信する出荷明細データ。入荷検品の効率化に貢献
- DPS(Digital Picking System):表示器の指示に従い商品をピッキングするデジタル支援システム
- DAS(Digital Assort System):表示器の指示に従い商品を店舗別に仕分けるデジタル支援システム
具体例
コンビニの物流では、弁当・おにぎりなどの日配品はTCで通過させて即日配送し、カット野菜やパック惣菜はPCで加工してから出荷するなど、商品特性に応じてセンターのタイプを使い分けています。
物流センターの3タイプ(DC・TC・PC)
試験のポイント
- ・DC(在庫型)・TC(通過型)・PC(加工型)の3タイプの違いは頻出テーマです
- ・ベンダー仕分型とセンター仕分型の違いを理解しましょう
- ・ASN・SCMラベル・DPS/DASの役割を押さえましょう
一括物流と物流センターの3タイプ
簡単にいうと
簡単にいうと、たくさんのメーカーや卸から届く商品をいったん物流センターに集め、各店舗向けに仕分けてまとめて配送するのが一括物流です。物流センターには在庫を持つ・持たない・加工する、の3タイプがあります。
一括物流とは、複数のメーカーや卸売業者からの商品を物流センターに集約し、小売店舗ごとに仕分けて一括配送する方式です。店舗への納品回数・車両台数を削減し、物流コストの効率化と店舗の検品作業の軽減を実現します。
物流センターは機能に応じて3つのタイプに分類されます。
| タイプ | 名称 | 特徴 |
|---|---|---|
| DC(Distribution Center) | 在庫型センター | 商品を在庫として保管し、注文に応じて出荷。在庫管理コストがかかるが、欠品リスクを低減 |
| TC(Transfer Center) | 通過型センター | 在庫を持たず、入荷した商品を即座に店舗別に仕分けて出荷。在庫コスト不要だが即時対応力が求められる |
| PC(Process Center) | 加工型センター | 値札貼付・小分け包装・カット等の流通加工を行うセンター。店舗のバックヤード作業を集約 |
仕分けの方式は2つあります。
- ベンダー仕分型:メーカーや卸が出荷時に店舗別に仕分けて納品する方式
- センター仕分型:物流センターで店舗別に仕分けを行う方式
物流の情報化を支える仕組みとして以下があります。
- SCMラベル:出荷ケースに貼付するバーコードラベルで、GTIN-14にロット情報等を付加
- ASN(Advanced Shipping Notice/事前出荷明細):納品前にEDI等で送信する出荷明細データ。入荷検品の効率化に貢献
- DPS(Digital Picking System):表示器の指示に従い商品をピッキングするデジタル支援システム
- DAS(Digital Assort System):表示器の指示に従い商品を店舗別に仕分けるデジタル支援システム
具体例
コンビニの物流では、弁当・おにぎりなどの日配品はTCで通過させて即日配送し、カット野菜やパック惣菜はPCで加工してから出荷するなど、商品特性に応じてセンターのタイプを使い分けています。
試験のポイント
- ・DC(在庫型)・TC(通過型)・PC(加工型)の3タイプの違いは頻出テーマです
- ・ベンダー仕分型とセンター仕分型の違いを理解しましょう
- ・ASN・SCMラベル・DPS/DASの役割を押さえましょう
まとめ
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