DFD
でぃーえふでぃー
ひとことで言うと
プロセス・データストア・外部エンティティ・データフローの4要素でシステム内のデータの流れを表す図法。
解説
Data Flow Diagramの略で、システム内のデータの流れを視覚的に表現する図法。プロセス、データストア、外部エンティティ、データフローの4つの要素で構成される。システム分析や設計の初期段階で、業務の流れとデータの関係を整理するために使用される。
くわしく解説
DFD(Data Flow Diagram)は、1970年代にDeMarcoとYourdonが体系化したシステム分析・設計手法で、システム内のデータの流れを視覚的に表現する図法である。4つの構成要素として、データを変換・処理する「プロセス(円または角丸四角)」、データを保存する「データストア(二重線または長方形)」、システム外部の人や組織である「外部エンティティ(四角形)」、データの流れを示す「データフロー(矢印)」がある。最上位の全体像を示す「コンテキスト図(レベル0)」から、詳細を示す「レベル1」「レベル2」と段階的に分解(機能分解)していく。業務フローとデータ構造の両面を同時に把握できるため、要件定義・分析フェーズで広く活用される。試験では4要素の名称・記号の対応とE-R図・フローチャートとの違いが問われる。
具体例で考えよう
小売業の受注システム分析でDFDを描くと、顧客(外部エンティティ)からの注文データが受注処理(プロセス)を経て在庫DB(データストア)を更新する流れが一目でわかる。
試験対策ポイント
DFDの4要素(プロセス・データストア・外部エンティティ・データフロー)の名称と記号を正確に覚える。E-R図(データ構造)とDFD(データの流れ)の違いも頻出。