ビッグバンテスト
びっぐばんてすと
ひとことで言うと
すべてのモジュールを一度に結合してテストする方式で、準備工数が少ない反面、障害箇所の特定が難しい。
解説
結合テストの手法の一つで、すべてのモジュールを一度に結合してテストを行う方式。スタブやドライバの作成が不要で準備工数が少ない反面、障害発生時の原因箇所の特定が困難になるデメリットがある。小規模なシステムでは効率的だが、大規模システムでは推奨されない。
くわしく解説
ビッグバンテストは、システム結合テストの手法の一つで、個別にテストが完了したすべてのモジュールを一度に統合して、システム全体としての動作を検証する方式である。スタブ(下位モジュールの代用品)やドライバ(上位モジュールの代用品)を作成する必要がないため、準備工数が少なく、短期間でテストを開始できる利点がある。一方で、障害が発生した場合に、どのモジュールの間の連携に問題があるのかを特定することが困難になるという大きなデメリットがある。このため、小規模なシステムや比較的単純な構造のシステムには有効だが、モジュール数が多い大規模システムには適さない。トップダウンテストやボトムアップテストと対比して理解することが重要である。
具体例で考えよう
5つのモジュールからなる在庫管理システムを開発した場合、各モジュールの単体テスト後にすべてを一気に結合して動作確認するのがビッグバンテスト。バグが出ても原因特定に時間がかかる。
試験対策ポイント
ビッグバンテストの「スタブ・ドライバ不要」「障害原因の特定が困難」という特徴が頻出。トップダウン(スタブ使用)・ボトムアップ(ドライバ使用)との3方式比較で整理することが重要。