MVNO
えむぶいえぬおー
ひとことで言うと
自社で通信インフラを持たず大手キャリアの回線を借りて移動通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者。
解説
Mobile Virtual Network Operatorの略で、自社で無線通信インフラを持たず、大手キャリア(MNO)の回線を借りて移動通信サービスを提供する事業者。設備投資が不要なため、低価格でのサービス提供が可能である。格安SIM・格安スマホのサービスはMVNOによって提供されているものが多い。
くわしく解説
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)は、NTTドコモ・au・ソフトバンクなどのMNO(Mobile Network Operator:移動体通信事業者)から回線を借り受け、独自ブランドで移動通信サービスを提供する事業者である。自ら無線通信インフラ(基地局など)を保有しないため、設備投資コストが低く、MNOより安価なサービスを提供できる。格安SIM・格安スマホの多くはMVNOが提供している。通信速度や品質はMNOに依存する部分もあり、混雑時の速度低下がデメリットとして挙げられる。2019年の楽天モバイルの参入(MNOとして)はMVNOとは区別される。中小企業の通信コスト削減手段としても活用される。
具体例で考えよう
中小企業がスマートフォンの通信費削減のためにMVNO(格安SIM)に乗り換えたところ、大手キャリアと同じ回線を使いながら月額料金を50%以上削減できた。
試験対策ポイント
MVNOとMNOの違い(回線保有の有無)が最重要。「仮想=自社インフラなし」という点を確実に押さえること。格安SIMはMVNOが提供するサービスという関係も整理。ISP(インターネットサービスプロバイダー)との混同に注意。