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コンフリクト

こんふりくと

ひとことで言うと

組織内の個人やグループ間で目標・利害・価値観が対立する状態で、適度な対立は組織を活性化させる。

解説

組織内の個人やグループ間で目標、利害、価値観等が対立する状態のこと。タスク・コンフリクト、関係性コンフリクト、プロセス・コンフリクト等の類型がある。適度なコンフリクトは組織の意思決定の質を高める効果もあるが、過度なコンフリクトは組織の機能不全を招く。

くわしく解説

コンフリクトとは、組織内において個人やグループが異なる目標・利害・価値観・認識を持つことで生じる対立・摩擦の状態を指す。コンフリクトの類型には、①仕事の内容や優先度に関するタスク・コンフリクト、②個人間の感情的対立である関係性コンフリクト、③仕事の進め方に関するプロセス・コンフリクトがある。かつては組織にとって有害なものとして排除すべきとされていたが、現代の組織論では適度なコンフリクト(特にタスク・コンフリクト)は多様な意見を生み出し、意思決定の質を高め、組織の革新を促す効果があると評価されている。一方、過度なコンフリクトや関係性コンフリクトは組織の機能不全・協働の阻害・モラルの低下を招く。コンフリクト・マネジメントが管理者の重要な役割として位置づけられる。

具体例で考えよう

営業部門は「顧客要望に柔軟に対応したい」、製造部門は「生産効率を重視したい」という目標の違いから対立が生じた。このタスク・コンフリクトを建設的に議論することで、両部門が合意できる新たな工程を生み出した。

試験対策ポイント

「適度なコンフリクトは組織に有益」という現代的観点が頻出のひっかけ。タスク・関係性・プロセスの3類型の区別も重要。コンフリクトを全否定する古典的観点との違いを理解すること。

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