アーリー・アドプター
あーりーあどぷたー
ひとことで言うと
新製品を比較的早期に採用し、周囲への影響力を持つオピニオンリーダー的な消費者層(市場の約13.5%)。
解説
エベレット・ロジャーズのイノベーション普及理論における採用者カテゴリーの一つで、新製品・サービスを比較的早い段階で採用する層。市場全体の約13.5%を占め、オピニオンリーダーとして他の消費者への影響力を持つ。キャズムを越えてメインストリーム市場に普及するための鍵となる層である。
くわしく解説
エベレット・ロジャーズのイノベーション普及理論では、採用者を5つのカテゴリーに分類している。アーリー・アドプターはイノベーターの次に位置し、市場全体の約13.5%を占める層である。彼らは新技術や新製品に対して積極的で、かつ社会的な信頼性も高いため、周囲の消費者に対するオピニオンリーダーとして機能する。マーケティング戦略においては、この層を早期に取り込むことが製品の普及を加速させるうえで極めて重要とされる。また、ジェフリー・ムーアのキャズム理論とも密接に関連しており、アーリー・アドプターとその後のアーリー・マジョリティの間には深い溝(キャズム)が存在し、このキャズムを超えることがマス市場への普及の鍵とされている。試験では各カテゴリーの割合と特徴の理解が問われる。
具体例で考えよう
スマートフォンが登場した当初、多くの人がまだ様子見をしていた時期に積極的に購入し、SNSや口コミで「これは使える」と発信していた層がアーリー・アドプターにあたる。彼らの評価が周囲の購買意欲を刺激した。
試験対策ポイント
5つのカテゴリー(イノベーター2.5%・アーリーアドプター13.5%・アーリーマジョリティ34%・レイトマジョリティ34%・ラガード16%)の割合と順序を正確に覚える。イノベーターとの混同に注意。