リレーションシップマーケティングは、1980年代以降に発展したマーケティングの考え方で、従来のトランザクション(取引)マーケティングとは対照的に、顧客との継続的な関係構築を中心に置く。新規顧客を獲得するコストは既存顧客を維持するコストの5倍(1:5の法則)とも言われ、既存顧客の離反防止が収益性向上に直結する。顧客ロイヤルティの向上、顧客生涯価値(LTV:Life Time Value)の最大化、口コミによる新規顧客獲得などが期待できる。具体的な手法として、CRM(顧客関係管理)システムの活用、ポイントプログラム、パーソナライズされたコミュニケーション、アフターサービスの充実などがある。B2B取引においても長期的なパートナーシップの構築が重要視される。