顧客シェア(カスタマー・シェア)とは、ある特定顧客が特定カテゴリの製品・サービスに支出する総額のうち、自社への支出が占める割合を指す。市場シェアが市場全体における自社の占有率を示すのに対し、顧客シェアは個々の顧客との関係の深さ・集中度を示す指標である。顧客シェアを高めるアプローチとして、クロスセル(関連製品の追加購入促進)やアップセル(上位グレードへの誘導)が有効とされる。リレーションシップマーケティングや顧客生涯価値(LTV:Life Time Value)の向上と密接に関連し、新規顧客獲得よりも既存顧客の深耕によってコスト効率よく収益を高める考え方と親和性が高い。試験では市場シェアとの概念の違いが問われることが多い。