ロゴ

クリティカルパス

くりてぃかるぱす

ひとことで言うと

プロジェクトのネットワーク図で所要時間が最長の経路で、遅延するとプロジェクト全体が遅れる。

解説

プロジェクトのネットワーク図において、最も所要時間が長い経路のこと。クリティカルパス上の作業が遅延するとプロジェクト全体の完了が遅れるため、重点的な管理が必要となる。余裕時間(フロート)がゼロの経路として識別される。

くわしく解説

クリティカルパスとは、PERT(Program Evaluation and Review Technique)やCPM(Critical Path Method)などのネットワーク工程計画手法において、作業の開始から完了までの経路のうち所要時間の合計が最大となる経路のことである。クリティカルパス上の各作業は余裕時間(フロート・スラック)がゼロであるため、これらの作業が1日でも遅延するとプロジェクト全体の完了日が同じ日数だけ遅延する。一方、クリティカルパス上にない作業はフロートの範囲内で遅延しても全体工期に影響しない。プロジェクト管理者はクリティカルパス上の作業に経営資源を優先配分し、遅延防止・短縮のための対策を集中させる。工期短縮を目的としてクリティカルパス上の作業を短縮するクラッシングも重要な手法である。試験ではクリティカルパスの定義・フロートとの関係・所要日数の計算が問われる。

具体例で考えよう

新製品開発プロジェクトで設計(5日)→試作(3日)→評価(4日)の経路が最長の12日となり、この経路がクリティカルパスとなった。設計が2日遅れると完成も2日遅れる。

試験対策ポイント

フロートがゼロの経路という定義を正確に覚えること。最長経路=プロジェクト所要時間という関係、クリティカルパス上の作業遅延が全体遅延に直結する点、計算問題(各経路の所要時間を比較)が頻出。

関連用語

運営管理」の他の用語