フォワードスケジューリング
ふぉわーどすけじゅーりんぐ
ひとことで言うと
現在または特定の開始日を起点として、作業を順番に前向きに割り当てていくスケジューリング手法。
解説
現在または特定の開始日を起点として、作業を前から順に日程を割り当てていくスケジューリング手法。各工程の開始可能日から順次計画を立て、完了予定日を算出する。納期が明確でない場合や最短完了日を知りたい場合に適している。
くわしく解説
フォワードスケジューリング(前向きスケジューリング)は、現在日時または作業が開始可能な最早日を出発点として、第一工程から最終工程へと順番に作業日程を割り当てていく手法です。各工程の所要時間を積み上げることで最終的な完了予定日(最早完了日)を算出します。この手法は、資源(設備・人員)の空き状況を確認しながら柔軟にスケジューリングを行う場合や、受注後の最短完了日を顧客に提示したい場合に適しています。バックワードスケジューリングとの最大の違いは出発点であり、フォワードは「開始日固定・完了日を算出」、バックワードは「完了日(納期)固定・開始日を算出」となります。両手法はMRP(資材所要量計画)やERP系システムのスケジューリング機能でも使い分けられます。
具体例で考えよう
新規受注を獲得した機械メーカーが「最短でいつ納品できるか」を確認するため、本日を起点として設計(5日)→部品調達(10日)→加工(7日)→組立(5日)→検査(3日)と順算し、最短30日後の完成を顧客に提示した。
試験対策ポイント
バックワードスケジューリングとの対比が最頻出。フォワードは「開始日起点・最早完了日算出・最短納期確認向き」、バックワードは「納期起点・逆算・仕掛在庫最小化」と整理すること。両者の使い分けの判断基準を理解しておくこと。