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国内純生産(NDP)

こくないじゅんせいさん

ひとことで言うと

GDPから固定資本減耗(減価償却費)を差し引いた、純粋な付加価値を示す指標。

解説

GDPから固定資本減耗(減価償却費)を差し引いた指標。生産活動の純粋な付加価値を示す。三面等価の原則における生産面からのGDP算出において、固定資本減耗の扱いを理解するために重要である。

くわしく解説

国内純生産(NDP)とは、国内総生産(GDP)から固定資本減耗(設備や建物などの減価償却費)を控除した指標である。GDPは生産活動の総額を示すが、その中には生産活動を維持するために消費される資本(機械・設備の摩耗・陳腐化)が含まれている。これを除いた純粋な付加価値の創出額がNDPである。NDPはGDPよりも「本当の豊かさ」に近い指標といえるが、固定資本減耗の計測が難しいため、実務的にはGDPが多用される。三面等価の原則における生産面の計算では、GDPと国民所得の橋渡し役として固定資本減耗の理解が求められる。試験では、GDP・NDP・NNP(国民純生産)・国民純所得の体系的な関係を整理しておくことが重要である。

具体例で考えよう

ある工場がその年に1億円の製品を生産したが、設備の減価償却費が500万円かかった場合、GDPへの貢献は1億円だがNDPへの貢献は9,500万円となる。

試験対策ポイント

GDP→NDP→NNP→国民純所得の変換ステップ(固定資本減耗・海外純要素所得・間接税・補助金)を順番通りに覚える。NDPとNNPの違いは国内・国民の違いのみ。

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