オーダエントリー方式とは、顧客から注文を受けた時点で最終的な組立・カスタマイズ指示を出す生産方式である。完成品をあらかじめ在庫する見込生産と、すべてを受注後に作り始める受注生産の中間に位置する。標準的な部品・モジュールは事前に生産・在庫しておき、受注時に顧客仕様に合わせた最終組立のみを行うため、リードタイムを大幅に短縮しながら個別ニーズへの対応も可能となる。パソコンや自動車のオプション仕様品など、多様な仕様バリエーションが存在する製品に適している。ATO(Assemble To Order)とも呼ばれ、在庫リスクを抑えつつ短納期と高いカスタマイズ性を両立できる点が特徴である。