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プライステイカー(価格受容者)

ぷらいすていかー

ひとことで言うと

市場価格を自分で変えられず所与として受け入れる、完全競争市場における企業の特性。

解説

市場価格を所与として受け入れ、自らの行動では価格に影響を与えられない経済主体のこと。完全競争市場における企業が典型例である。プライスメーカー(価格設定者)である独占企業との対比が重要。

くわしく解説

プライステイカー(価格受容者)とは、自らの取引行動によっては市場価格に影響を与えられず、市場で決まった価格をそのまま受け入れるしかない経済主体のことである。完全競争市場における企業がその典型であり、多数の企業が同質財を供給しているため、1社が価格を上げると需要がゼロになり、下げても利益が減るだけであるため、市場価格のまま行動することが合理的となる。プライステイカーである企業が直面する需要曲線は水平線(完全弾力的)となり、価格P=限界収入MRが成立する。そのため利潤最大化条件はP=MCとなる。これに対してプライスメーカー(価格設定者)は独占企業に代表され、自らの生産量を変えることで市場価格に影響を与えられる立場にある。MR<Pとなるため利潤最大化はMR=MCで達成され、P>MCとなる点が完全競争との決定的な違いである。試験ではこの対比が繰り返し問われる。

具体例で考えよう

農産物市場に出荷している小規模農家は、市場全体の価格に影響を与えられないため、取引所で決まった価格で販売するしかない。これがプライステイカーの典型的な状況である。

試験対策ポイント

プライステイカー=完全競争企業、プライスメーカー=独占企業の対比が頻出。完全競争ではP=MRとなるため利潤最大化条件がP=MCになることを押さえること。需要曲線が水平(完全弾力的)という特徴も重要。

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