連続生産
れんぞくせいさん
ひとことで言うと
同一製品を長期間にわたり中断なく生産し続ける、装置産業に典型的な生産形態。
解説
同一製品を長期間にわたって途切れなく生産し続ける生産形態。石油精製、化学工業、製鉄など装置産業に多く見られる。設備稼働率が高く単位あたりの生産コストが低いが、品種切替えの柔軟性は低い。
くわしく解説
連続生産(コンティニュアス生産)は、石油精製・化学工業・製鉄・セメント製造などの装置産業において採用される生産形態で、24時間365日ほぼ休みなく同一製品を生産し続けます。設備稼働率が極めて高く、スケールメリットにより単位あたりの生産コストを大幅に低減できるのが最大の特徴です。工程は高度に自動化・機械化されており、作業者の役割は主に監視・保全業務となります。一方で、製品種類の切替えには設備の洗浄・改造などが必要となるため、品種の柔軟な変更は困難です。生産形態の分類(個別生産・ロット生産・連続生産)の中で最も生産量が多く、最も品種が少ない形態として位置づけられます。
具体例で考えよう
石油精製所では原油を投入すると、蒸留・分解などの工程を経てガソリン・軽油・重油などが連続的に生産される。プラント全体が一体となって動いており、工程を途中で止めることは設備上の理由から困難である。
試験対策ポイント
個別生産・ロット生産・連続生産の3分類の比較が頻出。連続生産は「高稼働率・低コスト・低柔軟性」が特徴。見込生産と組み合わせて出題されることも多い。装置産業が典型例と覚えること。