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市場均衡

しじょうきんこう

ひとことで言うと

需要量と供給量が一致して価格が安定する状態で、需要曲線と供給曲線の交点として示される。

解説

需要量と供給量が一致し、価格が変動しなくなる状態のこと。需要曲線と供給曲線の交点で達成される。市場均衡の安定性についてはワルラス的調整過程とマーシャル的調整過程の2つの分析方法がある。

くわしく解説

市場均衡とは、市場において需要量と供給量がちょうど一致し、価格が変動しなくなる均衡状態のことを指す。グラフでは右下がりの需要曲線と右上がりの供給曲線の交点として示され、その交点の座標が均衡価格と均衡取引量を表す。市場が均衡から乖離した場合、例えば価格が均衡より高い場合には超過供給が発生し、価格が下落圧力を受ける。逆に価格が低い場合には超過需要が生じ、価格は上昇する。この価格調整メカニズムをワルラス的調整と呼ぶ。一方、マーシャル的調整は数量の調整を通じて均衡を達成するメカニズムである。市場均衡は効率性の観点から重要であり、完全競争均衡では社会的総余剰(消費者余剰+生産者余剰)が最大化される。また、均衡の安定性はグラフの曲線の傾きによって決まり、ワルラス安定条件とマーシャル安定条件が異なる場合がある。

具体例で考えよう

りんごの市場で1個100円のとき需要量が1万個、供給量も1万個で一致している状態が市場均衡である。もし価格が120円に上がれば売れ残りが生じて価格は下がり、再び100円に戻る動きが均衡への調整過程である。

試験対策ポイント

ワルラス的調整(価格調整)とマーシャル的調整(数量調整)の安定条件の違いが最頻出。ワルラス安定は超過需要曲線が右下がり、マーシャル安定は超過供給価格曲線が右上がりで安定。逆の場合は不安定となる。

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