サードパーティロジスティクス(3PL: Third Party Logistics)とは、荷主企業(メーカー・小売業者など)が自社で行っていた物流業務(輸送・保管・流通加工・情報管理など)を、専門の物流業者(3PLプロバイダー)に一括してアウトソーシングする取組みである。単なる輸送・保管の委託(1PLや2PL)と異なり、3PLは物流全体の設計・改善提案・情報システム構築まで包括的に担う点が特徴である。荷主企業にとっては、物流コストの変動費化・削減、物流専門知識の活用、コア事業への経営資源集中というメリットがある。一方で、物流ノウハウが社外に流出するリスクや、委託先への依存度が高まるリスクも存在する。近年はITを活用した4PLへの発展や、EC拡大に伴うラストワンマイル物流への対応が課題となっている。試験ではアウトソーシングのメリット・デメリットと3PLの定義が問われる。