サードパーティロジスティクス
さーどぱーてぃろじすてぃくす
ひとことで言うと
第三者の物流専門業者が荷主企業に代わって包括的に物流業務を受託するアウトソーシング形態(3PL)。
解説
荷主企業に代わって、第三者の物流専門業者が包括的に物流業務を受託・遂行するサービス形態。3PLとも略される。物流のアウトソーシングにより、荷主企業はコア事業に集中でき、物流コストの削減や効率化が期待できる。
くわしく解説
サードパーティロジスティクス(3PL: Third Party Logistics)とは、荷主企業(メーカー・小売業者など)が自社で行っていた物流業務(輸送・保管・流通加工・情報管理など)を、専門の物流業者(3PLプロバイダー)に一括してアウトソーシングする取組みである。単なる輸送・保管の委託(1PLや2PL)と異なり、3PLは物流全体の設計・改善提案・情報システム構築まで包括的に担う点が特徴である。荷主企業にとっては、物流コストの変動費化・削減、物流専門知識の活用、コア事業への経営資源集中というメリットがある。一方で、物流ノウハウが社外に流出するリスクや、委託先への依存度が高まるリスクも存在する。近年はITを活用した4PLへの発展や、EC拡大に伴うラストワンマイル物流への対応が課題となっている。試験ではアウトソーシングのメリット・デメリットと3PLの定義が問われる。
具体例で考えよう
食品メーカーが自社倉庫と配送トラックを売却し、物流専門会社に在庫管理・ピッキング・配送・返品処理を一括委託することで物流コストを15%削減し、営業・開発に人員を再配置した。
試験対策ポイント
3PLの定義(第三者・包括受託)と従来型物流委託(輸送のみ等)との違いを整理すること。メリット(コスト削減・コア集中)とデメリット(ノウハウ流出・依存リスク)の両面から問われることが多い。