予防保全(PM:Preventive Maintenance)は、設備の故障が発生する前に定期的な点検・整備・部品交換などを行い、故障を未然に防止する保全方式である。大きくTBM(Time Based Maintenance:時間基準保全)とCBM(Condition Based Maintenance:状態基準保全)の2種類に分けられる。TBMは一定の時間間隔(稼働時間・カレンダー日数)を基準に保全作業を実施する方式で、計画が立てやすい反面、まだ使用できる部品も交換することになり過剰保全になるリスクがある。CBMは設備の振動・温度・油圧などの状態をモニタリングし、劣化の兆候が現れた時点で保全する方式で、必要な時だけ保全するため効率的である。突発的な設備停止を防止できるため、生産計画への影響を最小化でき、重要設備への適用が推奨される。