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サイクルタイム

さいくるたいむ

ひとことで言うと

製品1個を生産するのに要する実際の時間間隔で、ライン最遅工程の作業時間によって決定される指標。

解説

製品1個を生産するのに要する時間間隔のこと。ラインの最も遅い工程の作業時間によって決定される。タクトタイムと区別され、実際の生産速度を示す指標として用いられる。

くわしく解説

サイクルタイムとは、生産ラインにおいて製品1個が完成するのに要する実際の時間間隔のことである。ライン生産においては、各工程の中で最も作業時間が長い工程(ネック工程・ボトルネック工程)の作業時間がサイクルタイムを決定する。サイクルタイムと混同しやすい用語にタクトタイムがある。タクトタイム(ピッチタイム)は市場の需要から決まる「目標生産速度」であり、「1日の稼働時間÷1日の必要生産数」で算出される。サイクルタイム(実際の速度)がタクトタイム(目標速度)より長い場合は需要に対応できず、短い場合は過剰生産・手待ちが発生する。両者を一致させることがライン編成の目標である。ライン編成効率はタクトタイムと各工程時間の関係から算出される。試験ではサイクルタイムとタクトタイムの定義の違いが最頻出のひっかけポイントである。

具体例で考えよう

組立ラインで工程A(2分)・工程B(3分)・工程C(1分)がある場合、サイクルタイムは最遅工程Bの3分となり、1時間で最大20個の生産が可能となる。

試験対策ポイント

サイクルタイム(実績・ネック工程で決定)とタクトタイム(目標・需要から算出)の違いを必ず整理すること。両者の大小関係と過剰生産・能力不足の判断方法が頻出ひっかけ。

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