生産リードタイム
せいさんりーどたいむ
ひとことで言うと
生産指示から製品完成までに要する総時間で、加工・検査・運搬・待ち時間の合計からなる。
解説
生産指示が出されてから製品が完成するまでに要する時間。加工時間、検査時間、運搬時間、待ち時間の合計で構成される。生産リードタイムの短縮は在庫削減と納期対応力の向上に直結する。
くわしく解説
生産リードタイムとは、生産の指示が出された時点から当該製品が完成するまでに要する総時間のことである。構成要素は加工時間(実際に製品に手を加えている時間)、検査時間(品質確認にかかる時間)、運搬時間(工程間の移動時間)、待ち時間(前工程の完了を待つ時間・段取替え待ちなど)の4つである。実際の製造現場では、純粋な加工時間は生産リードタイム全体の数パーセントに過ぎないことが多く、大半が待ち時間や運搬時間で占められている。生産リードタイムを短縮することで、在庫水準の低減、キャッシュフローの改善、短納期対応による競争力向上が実現できる。JIT生産方式ではリードタイム短縮が核心的な目標とされる。試験では構成要素の分類と、短縮の効果・手法が問われる。
具体例で考えよう
ある部品の生産で、加工2時間・検査0.5時間・運搬1時間・待ち16.5時間となり、生産リードタイムは合計20時間であった。待ち時間削減により15時間への短縮を目標とした。
試験対策ポイント
構成4要素(加工・検査・運搬・待ち)を正確に覚えること。待ち時間が最大の要素である点、リードタイム短縮と在庫削減・納期対応の関係、JITとの関連が頻出。