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第1次オイルショック

だいいちじおいるしょっく

ひとことで言うと

1973年の中東戦争を契機とした原油価格急騰で、スタグフレーションと日本の高度成長終焉をもたらした石油危機。

解説

1973年の第4次中東戦争をきっかけに原油価格が急騰した石油危機。世界経済にスタグフレーションをもたらし、日本の高度経済成長を終焉させた。コストプッシュインフレの代表的な歴史的事例として出題される。

くわしく解説

第1次オイルショックは1973年10月に勃発した第4次中東戦争をきっかけに、アラブ石油輸出国機構(OAPEC)が石油の輸出禁止・生産削減を決定したことで原油価格が約4倍に急騰した事件である。原油コストの上昇は生産コストを押し上げ、総供給曲線(AS曲線)を左上方にシフトさせた。その結果、物価上昇と景気後退が同時に起きるスタグフレーションが主要先進国を襲った。日本では1974年の消費者物価上昇率が約23%に達し、戦後の高度経済成長が事実上終焉した。コストプッシュインフレの最も著名な歴史的事例として経済学の教科書に必ず登場し、AS-AD分析の応用問題として出題される。

具体例で考えよう

石油を原料とする製品全般の価格が急騰し、トイレットペーパーや洗剤を買い求める消費者が店舗に殺到した「狂乱物価」の状況が第1次オイルショック時の日本で起きた。企業は原材料費高騰で生産を縮小せざるを得なかった。

試験対策ポイント

コストプッシュインフレの代表例として、AS曲線の左上方シフトで説明できることを理解すること。ディマンドプルインフレとの対比が重要。スタグフレーション(物価上昇+景気後退)という用語とのセットで出題される。年号(1973年)も覚えること。

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