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独立消費

どくりつしょうひ

ひとことで言うと

所得水準に関わらず一定額が消費される、消費関数の切片部分にあたる消費。

解説

所得水準に関係なく行われる消費のこと。ケインズ型消費関数C=C₀+cYにおけるC₀に該当する。生存に必要な最低限の消費や習慣的な消費が含まれ、消費関数の切片として表される。

くわしく解説

独立消費(自律的消費とも呼ばれる)とは、所得の大小にかかわらず一定額支出される消費のことを指す。ケインズ型消費関数C=C₀+cYにおける定数項C₀がこれに該当し、所得がゼロであっても行われる消費を意味する。例えば、食事・住居費・医療費など生存に必要な最低限の支出や、過去の習慣から続けている消費がこれに含まれる。所得に依存する部分(cY:誘発消費)と対比して理解することが重要である。独立消費の大きさは消費関数グラフの縦軸切片に相当し、財政政策の乗数分析においても基礎的な概念となる。試験では消費関数の式の理解と数値計算問題で登場する。

具体例で考えよう

失業中で収入がゼロになっても、食費・家賃・光熱費は最低限必要なため支出が続く。この収入ゼロでも発生する消費部分が独立消費であり、貯蓄の取り崩しや借入で賄われる。

試験対策ポイント

独立消費=C₀、誘発消費=cY。C=C₀+cYの式を正確に覚え、グラフの切片と傾きの意味を理解する。「所得がゼロでも消費がある」という点がひっかけとして出題されることがある。

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