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発注点

はっちゅうてん

ひとことで言うと

定量発注方式において在庫がこの水準に達したら発注するという基準となる在庫量のこと。

解説

定量発注方式において、在庫量がこの水準に達した時に発注を行う基準となる在庫量。調達リードタイム中の平均需要量と安全在庫の合計で算出される。発注点の適切な設定は欠品防止と過剰在庫回避の両立に不可欠である。

くわしく解説

発注点(再発注点・ROP:Reorder Point)は、定量発注方式において発注の引き金となる在庫量の水準であり、次の発注品が入荷されるまでの調達リードタイム中に予想される需要を賄えるよう設定される。発注点の計算式は「発注点 = 調達リードタイム中の平均需要量 + 安全在庫」で表される。例えばリードタイムが5日、1日の平均需要が10個、安全在庫が20個であれば、発注点は70個となる。在庫量が発注点を下回った時点で一定量の発注を行い、品切れを防止する仕組みである。安全在庫の設定が適切でないと、需要変動や調達遅延が生じた際に欠品が発生するリスクがある。定期発注方式と比較して管理が容易で、需要が比較的安定した品目(C品目など)に適した管理方式である。

具体例で考えよう

コンビニエンスストアで炭酸飲料の在庫が50本になったら自動発注するよう設定している場合、この50本が発注点である。毎日10本売れ、納品まで3日かかり安全在庫20本を確保した結果として設定された数値である。

試験対策ポイント

発注点の計算式「リードタイム中の平均需要量+安全在庫」は計算問題として頻出。定量発注方式と定期発注方式の違いも必須。「発注点に達したら一定量を発注する」のが定量発注方式の核心であることを正確に理解すること。

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