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純輸出

じゅんゆしゅつ

ひとことで言うと

輸出額から輸入額を差し引いた値で、GDPの支出面の構成要素の一つ。

解説

輸出額から輸入額を差し引いた値のこと。GDPの支出面の構成要素の一つである。純輸出がプラスであれば貿易黒字、マイナスであれば貿易赤字を示す。マンデル=フレミングモデルにおける開放経済分析の重要な変数である。

くわしく解説

純輸出(NX)は輸出(X)から輸入(M)を差し引いた値であり、国際収支の経常収支に関連するGDPの構成要素である。GDPの支出面では「GDP=消費+投資+政府支出+純輸出」と表される。純輸出がプラスなら貿易黒字、マイナスなら貿易赤字を示す。為替レートの変動が純輸出に影響を与える仕組みは重要で、自国通貨安(円安)は輸出増・輸入減をもたらし純輸出を増加させる傾向がある(Jカーブ効果の議論も存在)。マンデル=フレミングモデルにおいては、財政政策・金融政策の効果が為替レート制度によって異なり、純輸出の変化を通じた分析が中心となる。

具体例で考えよう

日本が自動車を100億円分輸出し、石油を60億円分輸入した場合、純輸出は40億円のプラスとなり、この分がGDPに加算される。

試験対策ポイント

GDPの支出側の式に純輸出が含まれることを確認すること。マンデル=フレミングモデルで純輸出がどう変化するかを固定・変動相場制の別に整理することが重要。

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