ジャストインタイム(JIT: Just In Time)は、トヨタ生産方式の2本柱(もう一つは「自働化」)の一つであり、生産・物流・調達の全域で在庫を最小化することを目指す生産思想である。「必要なものを、必要な時に、必要な量だけ」という3つの必要条件を徹底することで、過剰在庫・過剰生産・手待ちなどのムダを排除する。実現手段としてかんばん方式(後工程が前工程から必要分だけ引き取る)、平準化生産(生産量・品種の均等化)、段取替え時間短縮が不可欠である。JITの反対概念はプッシュ型生産(前工程が計画に基づき次工程へ押し出す)であり、JITはプル型(後工程引取り)生産の代表例である。サプライチェーン全体への展開(SCM)においても基本概念として活用される。試験ではかんばん方式・平準化との連動、プル型生産との関係が問われる。