需要曲線
じゅようきょくせん
ひとことで言うと
価格と需要量の負の関係を示す右下がりの曲線。
解説
価格と需要量の関係を示す曲線で、通常は右下がりの形状をとる。所得や他財の価格の変化は需要曲線自体のシフトとして表される。消費者の効用最大化行動から導出され、消費者余剰の計測にも用いられる。
くわしく解説
需要曲線とは、ある財の価格と消費者が購入しようとする数量の関係をグラフ上に描いた曲線であり、通常は価格が上がると需要量が減少するため右下がりの形状をとる。これは消費者の効用最大化行動(予算制約下での最適消費点の選択)から導出される。価格が変化すると需要曲線上を点が移動するが(需要量の変化)、所得・他財価格・嗜好などが変化すると需要曲線自体がシフトする(需要の変化)。需要曲線と価格線(水平線)に挟まれた面積は消費者余剰を示す。試験では需要量の変化と需要の変化(曲線シフト)の区別、消費者余剰の計測、均衡点の移動分析などが頻出である。
具体例で考えよう
りんごの価格が1個100円から150円に上がると購入量が月10個から6個に減少する。この価格と購入量の組み合わせを結んだ曲線が需要曲線である。
試験対策ポイント
「需要量の変化」(曲線上の移動)と「需要の変化」(曲線のシフト)の区別は最頻出のひっかけ。シフト要因(所得・代替財・補完財の価格・嗜好等)を列挙できるようにすること。