改善活動
かいぜんかつどう
ひとことで言うと
現場作業者が主体となり、品質・コスト・納期の改善を小さく積み重ねながら継続的に行う活動。
解説
現場の作業者が主体となり、品質・コスト・納期などの改善を継続的に行う活動。日本の製造業で発展した手法であり、小さな改善を積み重ねることで大きな成果を生み出す。ECRSの原則や5S活動などのフレームワークが活用される。
くわしく解説
改善活動とは、日本語の「改善(Kaizen)」として世界的にも知られる、現場の作業者・管理者が主体となって業務プロセスや作業方法を継続的に見直し、品質・コスト・納期・安全・モラールなどの向上を図る活動の総称である。一度の大規模な革新ではなく、小さな改善を日々積み重ねることで持続的な競争力向上を実現するという思想が特徴であり、トヨタ生産方式とも深く関連している。具体的な手法として、ECRSの原則(排除・結合・交換・簡素化)、5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)、QCサークル、PDCA サイクルなどが活用される。業務改革(BPR)のような抜本的見直しとは対比される概念であり、継続性・全員参加・現場主義が三大特徴である。
具体例で考えよう
製造ラインの作業者が「部品を取り出すたびに体をひねる動作が無駄では」と気づき、部品箱の配置を変えることで1工程あたり3秒の時間短縮を実現した。こうした小さな改善の積み重ねが年間数百時間の工数削減につながる。
試験対策ポイント
BPR(業務プロセス再構築)との対比が頻出。改善活動=継続的・漸進的、BPR=抜本的・非連続的という違いを押さえること。5S・ECRSとの関連、トヨタ生産方式との結びつきも問われる。